10月17日(木) 6年 修学旅行1日目
朝の出発式では、「広島は平和について学ぶ大切な場所であり、歴史的にも重要な場所です。この修学旅行を通して、しっかり平和や歴史について学び、感じたことを大切にしてほしい」という話をしました。
そして、菩提池公園横に停めていたバス4台に分かれて、いざ、出発!
新幹線、広島電鉄を乗り継ぎ、原爆ドーム前に到着しました。初めて原爆ドームを見た子どもたちは「うゎっ、写真と一緒や」「思っていたより、大きいな」と声に出す子もいれば、黙って見つめていた子どももいました。原爆の子の像前で行った平和の集いでは、平和の誓いを行い、「折り鶴の歌」を合唱し、全校児童の想いがこもった折り鶴を捧げました。全国から届けられた折り鶴、世界から広島に来ている海外の人を見て、子どもたちは何を感じ、何を考えたのでしょうか。
そして、ボリューム満点の「広島焼き」を食べた後、ガイドさんの元、各班に分かれて、碑めぐりをしました。「平和の灯は、地球上から核兵器が無くなるまで燃やし続ける反核願いの象徴です」「原爆供養塔には、名前も身元も分からない約7万人の遺骨が埋葬されています」「原爆の熱線と爆風で爆心地付近の木々、枝葉は全て無くなりましたが、枯れ木同然だった2本のアオギリは翌年の春、奇跡的に芽吹き、人々に生きる勇気を与えてくれました」などなど、たくさんの事を教えてくれました。
平和学習を行った後は、本日宿泊するホテルに向かいました。ホテル近くの水族館で、オットセイやアザラシ、ウミガメ、熱帯魚やカサゴなどのたくさんの魚を見学しました。その後、ホテルに戻り、お楽しみの夕食をいただきました。一人用の鉄なべで温めて食べたハンバーグは絶品でした。夕食後は大浴場で一日の疲れを取り、各自部屋に戻って就寝しました。