今年度初、外部講師として関西大学から教授をお招きし、全教職員対象に人権教育をテーマに研修を実施しました。"片山の子"のイメージとして、素直、まじめ、おうちで大切にされている、人懐っこい等があがりました。そういった現状認識から"どういった子どもに育んでいきたいのか?"というベクトルを教職員が共有し、日々の学校生活や学びをいろんな切り口、手立てで6年間を引き継ぎながら進めていく、というベースを確認しました。また、今日的な課題も含めた様々な人権課題についても触れていただき、新たな認識を持つきっかけとなりました。
本日の研修会場は密を避けるため、職員室と第2理科室にまたがり、本校初のスカイプを活用して実施しました。ときどき画像、音声が途切れる支障もあったようです。近い将来、必要性が生じることもあるであろう、遠隔授業も見据えながらはじめの第一歩です。
しかしながら、「人権教育研修こそ対面で、表情をしっかりと確認しながら進めたいですねえ。」と講師先生のお声もいただいたところです。会場を行ったり来たりしていただく場面もありました。(ご不便おかけした次第です。)市では今年度中には児童一人1台のICT機器の貸与を準備されています。授業風景はどんどん変わっていくことでしょう。
新しい学びの機動力は、教職員のモチベーションが向上するような、教職員にとって、居心地のいい、働きがいのある学校であることが大きな要素と考えます。子どもたちの人権が大事にされる学級・学年づくりの母体であることも再認識した研修でした。
(お話に引き込まれ、画像撮影を失念してしまった次第です。)
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