3年生の3学期の社会科は、昔の暮らし方や吹田市のうつりかわりを学習します。
昔と言っても、6年生の歴史のように平安時代や戦国時代のような大昔の話ではなく、
吹田市が誕生した80年ぐらい前からの話です。
昭和の戦前の頃から、生活や土地の使われ方はどう変化してきたのかを学んでいきます。
歴史的な内容の学習では、その時代を知らない子どもたちが、
イメージを持ちながら学びを進めていけることが重要で、
昔の資料となる具体物を「見て」「触って」「使ってみる」ことが、
そのイメージづくりの大きな手助けになります。
予定では、吹田博物館の方による出前授業で明かりの移り変わりを学習し、
子どもたちが意欲を高めたところで、単元の学習内容を展開するはずだったのですが...
これも市内の感染急拡大により、残念ながら中止となりました。
しかし、豊二小には北校舎に『社会科資料室』があり、
昔の生活の道具や農具が置かれています。授業でそちらの道具を使ったり、
部屋に見学に行ったりすることができます(先生と一緒に)。
電化製品に囲まれ、スマホやパソコンが暮らしの要となる今の子どもたちにとっては、
全てが物珍しそうです。
(私のような昭和ど真ん中世代には懐かしいものだったりするのですが...)
また、昔の写真も子どもたちの理解の手助けになります。
3年の豊二っ子たちは副読本『わたしたちのまち-吹田・大阪-』の資料写真を見ながら、
「牛が道路を歩いている!」「万博公園でこんなことしてたのか」
などと驚きながら学習しています。
ご家庭でも、昔の写真や物などがあれば、それらをもとにして、
今とはどう違う暮らし方をしていたのか、
どう変わっていったのかを、お子さんと話し合ってみてはいかがでしょうか。
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