こういう想定で、学校が危機にさらされた場合
臨機応変に対応できるか? 今日はいつもより難易度が高い訓練をしました。
11時55分 地震が発生 ⇒ 「つくえにもぐれ~!」
全クラス対応できています。
揺れが収まったかと思いきや 火災発生 ⇒ いち早く情報を収集
「火から逃げろ~!」
南校舎1階が火災で煙が上の階へ ⇒ 放送で指示 南校舎の教室は北校舎へ移動
職員室の先生や支援学級の先生の迅速な消火活動で火災は沈下。
「地震はおさまった。火災も消化しました。気をつけて、運動場に避難しなさい。」
教頭先生の放送が入ります。
ところが校舎内では壁が崩落したり、ガレキが落ちてきた場所が!
報告を受けた教頭から「南校舎階段が通れない!」等の指示が。
幼稚園からもキビキビ行動して園児がフェンス入口より運動場に合流。
難をのがれ、運動場に避難が無事終わり、全員の無事が確認されました。
このあと「津波警報等の発令」がなかったので、
本日は3階への垂直避難行動はしませんでした。
どの児童、園児も真剣さがいつも以上でした。
やはり能登半島地震の映像等見ていますから。
課題は???
① 避難訓練はなぜ運動場に急いで行くのか?
・運動場までの経路に危険が待ち受けてないのか?
・大きな地震が起きると基礎のある校舎部分と
コンクリートを張っただけの部分ではひびが入る。
もしくは運動場の地面に亀裂や地割れ、液状化
☆ 何分で避難できました。合格!という訓練では実際には危険が伴う。
・実際に校舎の継ぎ目や運動場の状態、コンクリート床など確認がいるでしょう。
・海抜3.7mの本校などは津波情報はケアして、次の行動を!
② 校舎は耐震構造工事が出来ています。廊下に出ることが本当に必要なのか?
・落下物もあるかもしれない。
・余震が移動中に起こる可能性もある。机にもぐれない状態にしていいのか?
☆ 避難経路の確認というが、情報を集め移動するかしないのか?教室で条件が違う。
・担任が危険だと判断したら教室内で安全を維持することも意味はある。
③ 地震と火事と不審者と分けて訓練していますが、複合することもある!?
・地震のあとは、野外に逃げて安心。火を消すのを忘れていたりします。
☆ 地震がおさまったら「火を消せ~!」
どなた様も「ご安全に~!」
本校の地域では地域・市・学校がいっしょに1月21日(日)全市一斉防災訓練を行います。