もしも午後から台風が接近しそう?
朝は警報が出てなかったが、急に風が強くなり
警報が出た!?そんな場合に備えて集団下校。
実際には実行しないかもしれません。
学校は耐震工事も完了で、基本的に地域の避難所です。
家に誰もいないのに帰らせる!?あり得ません。
大地震の際も、不審者が近隣に現れた場合も
そこへ先生1~2名で集団を連れて帰ることはないでしょう。
同じ理由で引き取り訓練も実施しません。
練習で近所のお母さんが連れて帰ったとしても
本当の災害時は勝手に近所の方にお願いして、その直後
本震や大きな余震が来て二次災害に会う可能性があります。
釜石で3.11の時に峠の高いところまで小中学生が
いっしょに逃げました。
その時も、途中で偶然迎えに来たお母さんに「うちの子
連れて帰ります」と申し出られたので、その子を引き渡したそうです。
結果は、家に荷物を取りに帰って津波の犠牲者となりました。
それ以来、親にあっても渡さないで、避難に専念することに
なりました。
「釜石市防災市民憲章 命を守る」
① 備える
災害は時と場所を選ばない
避難訓練が命を守る
② 逃げる
何度でも ひとりでも 安全な場所に
いちはやく
その勇気が ほかの命も救う
③ 戻らない
一度逃げたら 戻らない 戻らせない
その決断が 命をつなぐ
④ 語り継ぐ
子どもたちに 自然と共に在る すべての人に
災害から学んだ生き抜く知恵を 語り継ぐ
多数のPTA役員、生活部の皆さん
ご協力ありがとうございました。