1月14日 愛と希望と勇気の日

1958年の南極観測隊は想像以上の雪と氷に

越冬をあきらめて帰国することになりました。

南極観測船「宗谷」も近くまでたどり着けず

やむを得ずヘリコプターでの救助活動に。

そこで犬ぞりをひくカラフト犬15頭は

置き去りにせざる負えませんでした。

犬係の北村隊員は次の年にまた参加。

「どうしても、残してしまった犬のお葬式をしてやりたい。」と

再び南極の昭和基地に。

すると2頭の犬が走り回っていました。

どの犬か?分からず順番に名前を呼んでいくと

「タロ!」「ジロ!」の呼びかけに反応しました。

2頭の犬が生き残っていたのです。

15頭中。くさりにつながったまま死んだ犬が7頭。

逃げた犬が8頭。そのうちの2頭が「タロとジロ」です。

ところがその後に、新たな発見があったことは世間ではあまり

知られていません。

9年後の1968年に近くにもう1頭の死骸が見つかりました。

特徴から行方不明の「リキ」に違いない!

そうです、リキは普段からタロとジロ一番年下の世話をしていたそうです。

鎖から解放されて自由になった犬の中で、リキだけはタロ、ジロのそばを離れず

世話をしながら、7歳の高齢犬だったことで、最後は力尽きてしまったのだろう。

現在、北村さんはは九州大学の名誉教授で、ご高齢ですが、

「タロ、ジロの奇跡の物語は日本中に伝わったが、その2頭を

守っていたリキのことも、どうか忘れないでやっください。」

とお話しでした。

ええ話や~!

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このページは、ウェブ管理者が2022年1月14日 09:51に書いた記事です。

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