今日の避難訓練の様子を
1年3組で様子を見学してみました。
楽しく授業をしていると
急に大きな地震が、、、ガタガタガタと放送の音が
「つくえに もぐれ~!」
放送を聴いて、避難経路を確認してから
あわてず 避難開始。
今回は渡り廊下や階段が崩れて通れない設定が!
それを回避して 担任集団で安全な避難路を。
頭を守るためには、教科書でも十分 落下物から頭を守れます。
よくヘルメットを教室に常備すれば?
防災頭巾を採用しないのか?
と言われます。2018年6月28日の
大阪北部地震は登校中に起こりました。
常に体にぶら下げていなければ役に立ちません。
じゃあ、登校中ならどうする?
登校中に身につけているもの。
もちろんランドセルやリュックサックで 頭を守ります。
あまりに余震が続くなら、家にも学校にも行かず、
近くの大人の人がいる家に避難させてもらいなさい!
泣いてる子がいたら、6年生たちが下の学年の子に指示してね。
避難したクラスから整列 点呼 不明者がいないか?
こども園も合同で訓練!
このあと、本校は海抜3.7mです!
「緊急津波警報」などの情報もしっかり聞いて
必要があれば 2階以上の校舎内に避難も!
「引き渡し訓練」の実施は何年かおきにやってますが。
実際にはありえません!近所の知り合いが何人も連れて帰る??
何故なら 実際に大きな地震が来て、
余震や熊本地震の時のように、その後により強力な
本震が来る場合もあります。
保護者や近所の方に引き渡して、もしその帰り道で 電柱が倒れたり
ビルが崩壊したら どうしますか? 簡単に引き渡せません!
そうです。学校は緊急避難所に設定されています。
今までの阪神淡路大震災、東日本大震災でも
校舎の倒壊はほぼ起こりませんでした。津波は別ですが。
これは学校の耐震設計基準は 普通のビルやマンションより
相当に厳しいからです。柱の数や太さも。
保護者の到着まで、余震の心配がなくなるまで、
学校にいる方が安全です。
また、東北では「保護者が引き取りに来てもいっさいひき渡さない!」
という厳しい姿勢で臨まれている場合もあります。
実の親なのに?? 実は2011年、せっかく高台に避難したのに、
家の方が連れて帰り、海辺の家の荷物を取りに行ったせいで
津波の犠牲者になったケースが多数あったからです。
トンガの皆さん 関係者の方々 はやく安心できますように。