昼休みに 6年生から 全校へ ビデオで
呼びかけがありました。
佐々木貞子さんは2才の時に広島で被爆しました。
しかし、その後元気に成長し、運動会でも活躍していました。
ところが、6年生の時に突然、白血病に襲われます。
貞子さんは病室で一生懸命に鶴を折りました。
それは薬の包み紙で折った小さな小さな鶴です。
「千羽鶴を折れば、病気が治る」と信じてつくりました。
その鶴には、「もっと生きたい!」という願いがこもっていました。
しかし、8か月の闘病の末、お亡くなりになりました。
その後、同級生たちの運動がスタートして募金運動がおこりました。
やがて完成した「原爆の子の像」には全国から折り鶴を持った
修学旅行生が来ます。みんなの平和への思いを込めて。
塔の下の石碑には、こう書かれています。
「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです
世界の平和をきずくために」と。
給食を食べながら 静かにビデオで視聴。
全校児童で折った千羽鶴。糸を通しました。
6年生が大事に広島へ持って行きます。
実際に貞子さんが薬の包みで折った折り鶴
資料館に展示されています。