お盆を前に、本校校長室に設えられている
「昭和9年(1934年)室戸台風」による
風災の祭壇を一生懸命お掃除しました。
五月の連休には一人で全部担いで出して
裏まで入って掃除しましたが、
今回は50年たった中や表の扉をきれいにします。
室戸台風による甚大な被害があった9月21日が
「風災記念日」とされているので、
それまでに87年前に本校の歴史に咲いた若い二人の先生の
話を分かりやすく語りたいと思います。
一人目が「吉岡 藤子」先生 当時28歳でした。
もう一人が「横山 仁和子」先生 当時26歳です。
吉岡先生は明治40年(1907年) 山口県の生まれ。
昭和3年に山口県、兵庫県の尋常高等小学校でお勤めになり
昭和8年(1933年)本校に代用教員として赴任。
昭和9年の5月 晴れて豊津小学校の訓導(くんどう 今の先生?)になりました。
横山先生は明治42年(1909年)香川県でお生まれになり
京都女子専門学校(今の京都女子大学)で免許を取得後
昭和6年(1931年)山田尋常小学校(今の山田第一小学校)に赴任
昭和9年の8月31日に本校に来られました。
二人とも若く 希望に燃えた 子どもたちに寄り添う先生でした。
採用時の写真と絵画が残っています。(つづく)