7月4日(金)
本校では、努力目標を
「主体的協働的学び〜思考を深め伝え合う力〜」とし、全学年で国語科を中心に研究に取り組んでいます。
「伝え合う」力を高めるということは、子どもが 自らの考えをしっかりと持てるようにすることです。言葉への意識を高め、仲間との対話を通しながら、自分の考えを深めていけるような授業づ くりをめざしていきます。
その一環として、今日は、3年生は研究授業を行いました。
全学年は4時間授業で下校し、3年松組だけが5時間目の授業を行い、前教員で授業をみ、研究討議を行いました。
教材は、「ワニのおじいさんのたからもの」。
子どもたちは、たくさんの先生が見守る中、自分の考えをまとめていきました。
そして、「立ち歩き交流」として、自分の考えを友達に伝え合いました。男女関係なく、いろいろな友達と交流したり、交流しながら考えが広がった子が座ってさらに書き足したりする姿が見られました。
また、次の質問では、自分の考えを班で交流してから発表しました。
「同じ考えの人はいた?」と聞くと「ちょっと似ていた」「全然違っていた」と口々に話す子どもたち。
3年当初は、1文字違っても「全然違う」と言っていたのに、その内容から「ちょっと似ている」と表現できるようになってきました。
授業後は、2時間以上かけて研究討議を行いました。
吹田市教育センターの指導主事にもきていただき、ご教示いただきました。
今日の成果をまた、それぞれの学年の授業に活かしていきたいと思います。