11月26日(火)
3年生の算数では、「重さ」について初めて学習します。
重さは、○g(グラム)で表されることを学ぶのです。
その導入の授業でした。
先生が手作りしたてんびんばかり。前時にはそれを使って、2グループに分かれてコンパス、ネームペンなどの重さを計りました。
すると・・・
一つのグループは、「コンパスは5個分、ネームペンは2個分」と発表すると、別のグループからは「エー!」と驚きの声。
なぜなら別のグループの結果は「コンパスは64個分、ネームペンは20個分」だったからです。
「なぜ、結果がちがったのかな?」を考えました。
「測ったおもりがちがったんや!」「そうしか考えられない!」
「先生、どんなおもりで測ったん?」
という声に、先生がそれぞれのグループのおもりを見せました。
すると大きさがずいぶん違うサイコロとブロックでした。
「じゃあおもりを一緒にすればいいんだね!」ということで
どちらのグループも1円玉で、もう一度計りなおしました。
今度は、ピッタリ一緒かと思いきやコンパスは32枚と34枚、マイネームは8枚と9枚・・・。
「やっぱり手作りのてんびんばかりやから、ズレがあるんや!」
「家で使っているはかりで量ったらいいんちゃう」ときちんと量りたい思いが出てきました。
そこで、1円玉と同じ重さのことを1グラムということ。世界では1グラムを基準として量っていることを学びました。
次の時間には、ちゃんと機械で量ってみようということになりました。