6月8日(土)
今から23年前の今日、小学校に凶器を持った男が侵入し、子どもたちの命を奪うという痛ましい事件が起こりました。その後、学校の安全をもう一度見つめ直し、いざという時には保護者に迎えにきてもらい、速やかに子どもたちを引き渡せるような訓練が、各学校で取り入れられました。
土曜参観が終了した直後、放送でこの趣旨が説明され、保護者に帰宅してもらったのち、「不審者が近隣に出没した」という設定で緊急時の引き渡し訓練を行いました。
学校では、3時間目の終わりに緊急放送が入り、教職員が集められ、訓練がスタートしました。学級で子どもたちに指導し、すぐに下校の用意。また、各家庭にはさくら連絡網を使って速やかにお迎えに来ていただくよう連絡が入りました。
保護者の皆様が順次、お迎えに。東棟から西棟への一方通行もスムーズに行えました。
子どもたちの教室に着くと、一人ずつ担任が確認。お迎えにきた保護者からサインをもらって子どもたちを引き渡しました。
不審者の侵入、近隣での重大事件発生、震度5弱以上の大規模地震などの時に行われる引き渡し。起こらないといいとは思いますが、起こった時のためへの備え、心の準備はいつもしておきたいですね。子どもたち、保護者の皆さんにもわかっていただけたと思います。
ご協力ありがとうございました。