6月8日 田植え 5年生

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 校長 小林です。

 近畿地方が梅雨入りしました。しばらく鬱陶しい季節が続きますが、悪いことばかりではなく、この梅雨もなければお米ができません。

 五年生はそのお米を作るために田植えを行いました。これは市内の田んぼを使って子ども達に体験活動をしてもらおうと市の農業委員会、市役所、田んぼの地主さんなどのご協力をいただいて実施しているものです。5年生は社会科の食糧生産の学習をしますので、学習の実体験となる貴重な活動です。田んぼの場所は吹六小学校、吹六保育園の近くで、この日は吹一小学校、吹六小学校、南小学校の3校の5年生が田植えをしました。前日は大雨で当日もポツポツと雨が降っていて心配しましたが、そのうち止んでくれたので予定通りに学校を出発しました。学校から40分ほど歩き、田んぼ近くの公園に到着。ここでお世話になる方から田植えの仕方のレクチャーを受けました。苗は日本の指で挟むようにし、植えるのは深くうめすぎずかといって浮かび上がらないようにしっかりと植えるといわれましたが、初めてだと加減がなかなか分からなかったかもしれません。レクチャーを受けた後、田んぼに移動し、お世話になる方全員の紹介をいただいた後、いよいよ田んぼに入りました。手を引いてもらいながらスロープを下って、田んぼに入ります。田んぼは子どものひざ下くらいまでの水がありました。教えてもらったとおり3株ずつをつまんで植えていきました。靴下を履いて入ったのですが、ヌルヌルした感覚は伝わってくるようで、みんな歓声を上げていました。このあと、稲を育てるためには水の管理や中干し、雑草抜きなど数々の手間がかかるのですが、それらは農家さんにお任せることになります。次に子ども達が行うのは体験活動は稲刈りとなりますが、それまでに「お米の一生」のお話をうかがったり、稲刈りをした後にはわらを使ってのわら座布団作りなども予定されており、合計4回もお世話になります。いろいろな人の苦労を経てできたお米をいただいているのだということを学んでくれたらと思います。

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このページは、ウェブ管理者が2017年6月 9日 07:50に書いたブログ記事です。

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