校長 小林です。
今日は1学期に紹介できなかったお話を1つ。今年の梅雨はわりとしっかり雨が降ったような印象がありますが、梅雨明けも近いかな?と思うひとつの根拠になるのが、セミの鳴き声です。校内にはいっぱい木があるため、たくさんのセミが木にとまって大合唱になっています。そんなセミに興味津々なのが子どもたち。学校にくるときにビニール袋にいっぱいのセミの抜け殻を集めてくる子、低いところにとまっているセミを手づかみで取ろうとする子、中には羽化してまだ羽が白いセミを捕まえてくる子も...(これはさすがに、羽がきちんと開かないから、木に帰してあげてねと話しましたが...)
クマゼミだと土の中で暮らす幼虫時代が5~6年、地上にできて数週間から1ヶ月で寿命を迎えるといわれています。今年鳴いているセミは1年生や2年生と同じ頃に生まれたのですね。だから、こういう経験は大切だと思いますが、たくさんセミを捕まえている子どもには「短い地上での生活を思う存分送らせてあげたいから、しばらく観察したら放してあげてね」と話しています。まだもう少しセミの大合唱は続きそうですね。
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