10月9日(金)
本日で中間テストが終了しました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。
明日からは三連休。少し肩の力を抜いて、ほっと一息つける時間にしてほしいと思います。

テスト中の校舎内を歩いていると、生徒のみなさんの作品や学習の成果物、委員会からのお知らせ、先生方からのメッセージなどが数多く掲示されていることに気付きます。2年前に校長として着任した頃と比べると、その数はずいぶん増えたように感じます。
一つ一つの掲示物には、生徒のみなさんの考えや発見、工夫や努力、そして先生方の願いや励ましが詰まっています。見ていると、まるで学びの声が聞こえてくるようです。
そして、佐井寺中生の活躍を見逃さず、その頑張りを価値付けし、みんなが見える形にしている先生方の姿もまた素晴らしいと思います。



さて、校長室前では現在、「Saidera View Award 2026」を開催しています。
長年親しまれてきた校門横の桜の木が、消防署移転に伴う工事によって伐採されました。それを一つの節目として、学校ホームページのトップページ写真をリニューアルしたいと考え、美術部に相談しました。
すると、美術部の皆さんが、それぞれの感性で佐井寺中学校の日常を切り取ってくれました。
見慣れたはずの校舎や風景も、佐井寺中生の視点を通すことで新鮮に見えてきます。その中から24作品を厳選してエントリーしましたが、どの作品も本当に魅力的です。
現在、校長室前のモニターと掲示板で紹介しています。最終的には皆さんの投票によって、ホームページのトップページを飾る写真をいくつか選びたいと考えています。
投票は丸いシールで行います。一人一票のルールを守りながら、ぜひお気に入りの一枚を選んでください。
今年度、佐井寺中学校では「子どもたちのこうなりたいを起点に」を教職員の共通の合言葉としています。その出発点になっているのが、昨年度末に実施した生徒アンケートです。私は始業式や全校集会でも、そこで寄せられた皆さんの声を何度か紹介してきました。
令和5年に施行されたこども基本法では、子どもが意見を表明する機会を持つことや、その意見が尊重されることが大切な考え方として示されています。こども基本法では、子どもの意見表明の機会の確保と、その意見の尊重が基本理念として位置付けられています。
そういえば、以前このブログでも紹介した、吹田市役所で開催された動物愛護パネル展への3年生英語科の出展も、子どもたちの意見表明の一つだったように思います。3年生のみなさんは、動物たちの命や人との関わりについて考え、それぞれの思いを英語で表現しました。授業で学んだ英語を使って、自分の考えを社会に向けて発信する。そこにもまた、佐井寺中生の「声」がありました。
「自分はどの写真がよいと思うのか」を考え、その思いを一票で表すことも立派な意見表明です。自分の考えを持つこと。相手の考えを知ること。そして、みんなで考え、選び、創っていくこと。「ホームページの写真を選ぼう」という小さなイベントですが、そんな声を重ねる経験が、これからの社会で求められる「民主的で持続可能な社会の創り手」につながっていけばうれしく思います。
廊下に並ぶ作品も、美術部が撮影した写真も、その一つ一つが佐井寺中生の思いや考えの表れです。
校舎を歩きながら感じた、佐井寺中のたくさんの声。
その声を大切にしながら、佐井寺中キャストみんなで、これからも素敵な学校を創っていきたいです。
校長 大江健規
