2024年10月アーカイブ

9月27日に実施された文化総合発表会において、2年生の学年発表は「表現活動」でした。

どんな表現を見せてくれるのか楽しみでしたが、当日までは学年のみなさん以外には

ほぼシークレットでした。

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まず最初は「ライブペイント」部門のみなさんの発表でした。

音楽に合わせながら、大きなキャンパスに、何人かで分担し絵を描いていきます。

当然完成するまで、何が描かれるのかはわかりません。観覧席はかたずを飲んで見守ります。

終盤、それでも何の絵かはっきりとしません。完成したとき、描いていた人たちが全員で

その絵を上下ひっくり返しました!!すると、そこには見事な絵が描かれていました!

どの作品も非常に完成度の高いもので、素晴らしいパフォーマンスでした。

しかし、最後にひっくり返すとは、粋です!

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次は、「ストンプ」部門のみなさんの発表です。

ストンプとは、身体や道具を使ってリズミカルに音を生み出すパフォーマンスです。

机や掃除道具、部活でつかう道具などを使い、佐井寺中生の1日を表現してくれました。

リズムがそろっていて、耳に気持ちいい音が奏でられます。場面によって、力強さや優しさも感じられ、

また、コミカルでユーモラスな部分も満載で、観覧席にはたくさんの笑顔が生まれました。

最後には部門全員で手拍子と足踏みを交えたダンスを披露し、楽しい雰囲気が広がりました。

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最後の部門は、「群読」のみなさんです。

複数の人が同時に声を合わせて朗読する形式の表現活動です。詩や歌詞、古文や歌舞伎の一節など、個々の

声が重なり、力強さが加わることで、文章を一人で読むときよりも、何倍も心にメッセージが突き刺さり

ました。文章を暗記することも大変だったとは思いますが、感情や景色を抑揚や強弱をつけることで

聴く側にイメージさせるには、身体いっぱいを使った表現が必要だと思います。取組期間中、時折、廊下

から聞こえてきた勢いのある声の塊の正体が、群読であることが分かりました。

こんなに一致団結した群読は味わったことはありません。

そして、表現活動は、学年全員での群読、そして学年合唱ににつながっていきました。

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2年生の表現活動は、アイデアが詰まった、芸術性の高い、非常に完成された演目でした。

そして、それを確実にしっかりと表現しきる力が2年生にはあります。完璧を目指すという

信念のような強い決意が伝わってくる感動の発表でした。

そして、2年生の表現活動を形作っている1つ1つの要素を見てみると、そこには、

みなさんが平素学んでいる9教科、道徳、特活など、全ての学びが詰まっていることが分かります。

これこそまさに、「総合発表」です。素晴らしい!            校長 大江健規

10月4日(金)

今日は、1年生英語科の授業を参観しました。

内容は、主語がHeやSheのときの動詞の形、いわゆる「三単現」でしたが、

「クラスメイトを紹介しよう」という活動がメインでした。

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授業開始からペアワークの時間が何度も設けられていて、非常にスピード感のある

生徒のみなさんのアクティビティを重視してデザインされた授業展開でした。

最終的にはグループワークとなり、隣に座っている人から情報を聞き取って、同じグループの

人に紹介する。ここで「三人称」が登場するわけです。

生徒のみなさんは、話をしたり、プリントに記入したり、立ったり、座ったり、ジェスチャーを入れたり、

内容を聴きとったり、と身体全体を使って充実したアクティビティに取り組みました。

常に顔が上がった状態で、笑顔も多く、朗らかとした、非常に心地よい時間でした。

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コミュニケーションが中心の学びとしては、素晴らしいと感じましたが、欲をいうのであれば

英語を使った先生からの発問に対して、すぐに翻訳をして、声に出してしまう人がいましたので、

クラスメイトの学びも大切にし、発言を少し待って、全体で考える時間があればなと感じました。

いつも悩むのですが、私は、昔ながらの学び方のくせが抜けないのか、どうしても

「外国語⇒日本語⇒外国語」という思考の流れになってしまって、外国語の会話に対する瞬発力がなく、

間が空いてしまいます。流ちょうに外国語を話すことができる人は、どんな思考になっているのか不思議

です。「その国に住む」とか「その国の友達をつくる」など、とにかく外国語を浴びるという

助言をもらったことがあります。今後、生徒のみなさんが、今日のようなアクティビティ充実の

学びを重ねて成長し、英語の授業がオールイングリッシュになれば素晴らしいなと、

期待が高まりました。                             校長 大江健規

9月27日に実施された文化総合発表会において、1年生の学年発表は「合唱」でした。

はじめのクラス合唱はコンクール形式、最後に学年合唱でした。

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どのクラスの合唱も、クリアに澄みきったでハーモニーで、心が洗われるようでした。

クラスの個性も出ていて、歌詞のメッセージもしっかり伝わってきました。

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学年合唱も会場を巻き込む工夫がされていて、とても迫力がありました。

独唱と違い、ハーモニーを奏でるとき、仲間の声に耳を傾け、自分自身の声を大きさや音程を確認する

必要があります。合唱の取組を通じて、「調和」の難しさも実感できたのではないでしょうか。

文化総合発表会でクラス単位の取組をした1年生、この経験を活かし、クラス対抗戦である体育大会

の取組へとつなげてください。                       校長 大江健規

【トピックス】仮説を立て、確かめる

10月2日(水)

今日は2年生理科の授業と1年生美術科の授業を参観しました。

理科は化学で、2つの実験を通して、「質量保存の法則」について考えるという課題でした。

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まず仮説を立て、グループごとで実験をし、結果を全体で集約し、仮説が正しいかどうか確かめる。

立てた仮説については、そうなるはずだと思い込むのではなく、客観的に、冷静に考える。

生徒のみなさんは、安全に留意しながら、グループごとに着々と実験を進めていきます。

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最後は全グループの実験結果を一覧表にし、分かったことをふりかえっていきます。

実験への抵抗感も低く、全体的に非常にテキパキと作業を進めていたのですが、

欲をいうならば、ただ手順どおり実験を進め数字を記録するというだけでなく、

実験の目的は何なのか? 何か気づくことはないか?など

より深い部分まで思考をめぐらせることができれば、さらに質の高い学びになると感じました。

中には、「質量保存の法則成り立っていないかも」「あれ、白い物質が下に溜まっているな」

「気体が発生したのでは」などのつぶやきが聞こえてきたり、化学反応式を書いて、発生した物質は

何なのかを突き止めようとしている人もいました。「学びのタネ」が芽を出そうとしています。

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一方、美術科の授業は、「埴輪と土偶」でした。今日は、令和の埴輪もしくは令和の土偶を

製作するための準備の授業、埴輪と土偶の違いや歴史的背景をなどを学んだ後、アイデアスケッチ

を考えました。

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「100年後の人類が土の中からみなさんが作った埴輪(土偶)を発掘したとき、

100年前の生活を想像できるように、どんな作品にしますか?」という課題の投げかけが素敵でした。

どんな作品ができるのか楽しみです。                 校長 大江健規

9月27日に実施された文化総合発表会では、午前はダンス部、午後は吹奏楽部が

素晴らしいオープニングパフォーマンスを披露してくれました。

ダンス部の演技は、いつ見てもダイナミックで、キレが抜群で、場の雰囲気が華やかになりました。

大舞台をたくさん経験しているからでしょう、表情や姿勢も堂々としていて頼もしいです。

吹奏楽部は、観客が参加できる工夫もされていて、アンコールまで力強く元気に、また優雅に優しく、

さすがの演奏を聴かせてくれました。

観覧席が特等席に感じるくらい、贅沢な時間でした。全席S席です。

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昼休みの展示・体験の部ですが、

美術部の作品はどれを見ても興味深いものでした。特に油絵には見入ってしまい、絵の前からなかなか

動けませんでした。私が参観したあの「浮世絵風自画像」も展示してありました。

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職員室前の天井に、突如出現した書道部の作品もサプライズでした。力強い文字で、心に残るメッセージ

でした。学年や教科の展示も、個性的な作品が多く、もっとゆっくり鑑賞し、作者の話も聞いて

みたいと思うものばかりでした。

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囲碁将棋部の体験コーナーは大盛況でしたね。たくさんの人が対局を楽しんでいました。

企画力の勝利ですね。

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vol.1は以上です。続きもご期待ください。                 校長 大江健規

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