学校だよりにも書きましたが、嬉しかったので、ここにも書きます。
昨日の4時間目終了後、たんぽぽ学級(支援学級)の男の子が校長室にやってきました。
児童「校長先生、入っていいですか」
校長「どうぞ。どうしたの?」(何か困ったことや相談したいことがあるのかな?)
児童「たんぽぽのことやけど、来年も同じメンバーがいいなと思って、お願いしに来ました。」
校長「へぇ!そうなんだ。どうして?」(ポジティブな話っぽくてワクワク...)
児童「たんぽぽ、今年すごく楽しいから。」
校長「それは良かったね!勉強も楽しくできたってこと?」(なんて嬉しい報告!)
児童「うん!たんぽぽに入る前は算数が苦手だったけど、今はわかるようになってん!」(子どもの表情は自信に満ち、とても明るい表情)
校長「あなたが今年それだけ楽しく勉強できて、しかも算数が分かるようになったって聞いて校長先生は嬉しいわ!」
児童「うん!」
校長「4月からたんぽぽの先生が誰になるかわからないけど、きっとあなたは大丈夫や。」
児童「うん。担当の先生は4月にならないとわからないってことね。わかった。」(それ以上、4月からのことを聞くことも、要望し続けることもなく、少し雑談をした後、笑顔で教室に戻っていった)
きっと、この子はたんぽぽの先生や担任の先生に努力を認められ、励まされながら、仲間と一緒に学び合ってこれたのでしょう。何度か授業を見に行きましたが、そのことが分かる授業でしたから間違いありません。「努力すれば自分の能力を向上させることができると信じる」という「成長マインドセット」がこの1年間で特に備わったのでしょう。それはこれから様々な困難に出会っても「やり抜く力」につながっていくと思います。
本当に嬉しい報告でした。