2025年2月アーカイブ
今日の1時間目は3年生の特別活動(学級会)の様子を見てきました。
少し前に「自分のクラスをより良くしたいんだけど、どうしたらいいかな?」という相談がこのクラスの女の子からあったので、「それだったら、学級会で話し合ったらいいんじゃない?」とアドバイスしたところ、担任の先生に提案して実現したのがこの1時間目。
まず、その女の子が司会をするにあたり、もう一人手伝ってほしいと言うと、たくさんの手が挙がりました。その積極性が素敵だなと思いました。話し合いが始まると、まずクラスの課題を出し合い、その次にクラスの良さ、そして、課題を良さに変えるためにどうすればよいかを一人ひとりが考えて発表しました。
話し合っている時に誰かが意見を言うと、ちゃんと反応を返す子が多く、とても温かい雰囲気。
この雰囲気を大切にしながら、クラスの課題を話し合った方法で解決していけるといいですね。期待しています。
今日の全校集会のテーマは「情けは人の為ならず」。
初めに季節の花ということで、「蝋梅」を紹介。「心に優しく寄り添う」というニュアンスの「奥ゆかしさ」「慈しみ」を花言葉に持つこの花は、僕の好きな花の一つで、花言葉も今日の話につながるかなと思って紹介しました。
さて、今日は二十四節気でいうところの「立春」そして、その前日が季節の分かれる日「節分」でした。
節分には、悪いもの(鬼)が出てきやすいということから、豆まきをするわけですが、悪いものとは何かを少し子どもたちに考えさせたうえで、「いじわるな心」「憎む心」「怠ける心」などの例を示しました。だから、鬼は自分の中にあって、それを追い払うために豆まきをしているんだよと伝え、どうして追い払わなければならないか、「いじわるな心」を例に話をしました。
いじわるな心(鬼)はいじわるな心(鬼)を引き寄せて、いつも不安になる、そして誰かが辛い思いをする。だれも幸せではない。だから追い払うんだよと伝え、自分はどうかな?と投げかけました。もう少しで今年度も終わり。蝋梅の花言葉のごとく、自分の心にも周りの心にも「優しく寄り添い」、みんなが幸せな気持ちで来年度を迎えるように「考えて行動」してほしいと思います。
そして、その後は大阪府の連合音楽会に吹田市を代表して4年2組の子たちが参加してくれたことに対して、「感謝状」が大阪府小学校音楽教育研究会から届いたので、表彰しました。
そして、2月生まれの30人をお祝いして終了。
さあ、残り2か月。誰もが輝く北山田っ子になれるよう、共感力を働かせて互いを大切にしよう!