今日の2時間目、学校内を回っていると、3年生の子どもたちがながーい紐を持って廊下に出て、何やら楽しそうなことをしていました。
「何しているの?」
と尋ねると、
「糸電話で、廊下の端から端まで声が伝わるか試しているの。」
とのこと。担任の先生にさらに詳しく聞いてみると、初めは音tの伝わりを捉えるために糸電話を教室の中でやっていたけれど、子どもたちから、「これは、相手との距離が近いから、糸を伝って声が聞こえているんじゃなくて、直接そこで話している声が聞こえているだけじゃない?」という問いが出てきたので、どうしたら確かめられるか考えさせたら、廊下の端と端でやれば、声が直接聞こえないから糸を音が伝わっているかどうか確かめられるんじゃないかという意見が出たので、実際に確かめているのだそう。
「あ!聞こえた!」
と叫んでいる子どもの表情はとても生き生きとしていました。
また、音の伝わり方は紐の種類によって違うのか「比較」するために、太さの違うものやスズランテープを使って確かめていました。
その後、担任の先生から授業の続きがどうだったか聞くと、
「1対1で声が伝わるのはわかった。じゃあ、1対2で紐が2つに分かれていてもちゃんと伝わるのかな?」
という問いが生まれたので、次回確かめます。とのことだった。
思う存分探究して、音の性質を見出してほしいです。とてもいい授業の一場面を見ることができました。