ある教員から、「校長先生、今回の懇談で、子ども一人ひとりに宛てて素敵なところを書いたカードを保護者の方々にお渡ししたんですが、来られなかった保護者の方へ配るにあたって、お手紙を作成したのでチェックしてください。」との申し出がありました。お手紙はチェックしますが、それよりも私はどんなカードを作成してくれているのかに興味津々。その先生に見せてもらうと...なんと素敵なカードでしょう!これを全員分作ったなんて!「子どもを信頼する」「そもそも子どもは善く在りたいと願っている」と年度当初に職員に伝えましたが、この先生はそれをずっと頭に置き、今年度子どもたちの成長を支えてくれました。このカードもその表れの一つだなと思います。自分のことを肯定的に見てくれて、それを言葉にして伝えてくれたら、子どもも保護者も、それはそれは嬉しいでしょう!
このように、常に子どもの「善く在りたい」という願いに目を向け、それを認めて伸ばし、一人ひとりの可能性を引き出す、そんな教職員集団をこれからも作っていきたいと改めて強く思った嬉しい出来事でした。