以前、3年生の女の子が、「自分のクラスは楽しいんだけど、ちょっと切り替えができていないところや、先生が教室にいないときに騒がしくなることがあるから、もっと良くしたい。」という思いを校長室に伝えに来てくれました。僕からは、学級会に議題として挙げて話し合うことを提案したところ、その子は担任の先生にちゃんとそれを提案し、実現しました。
学級会の様子については以前、このブログで紹介しましたが、そこでは、帰りの会でその日の自分たちの行動を振り返るということが決まったので、その後、実際にどのように振り返っているのかを見に行きました。
教室の後ろには「4年生に向けてがんばる表」なるものが貼られており、5項目の頑張ることが書かれていました。その一つ一つについて、できていたかどうか、なぜそう思うのかを子どもたちが発表していき、最終的に先生が判断してハンコを押していくというもの。子どもたちは互いの意見を「あー確かになー。」とか「でも、こういう頑張っているところもあったよ。」など、それぞれが振り返って自己評価をしていて、いいなーと思いました。自分たちのクラスをより良くするのは自分たち。
提案してくれた女の子のおかげで、自分たちのクラスの状況を一人ひとりが振り返る良い習慣が生まれて嬉しいです。