2月14日 全校朝礼を運動場で久しぶりに行いました。
下記に校長の話を紹介します。
粘り強く努力することについてお話します。
男子フィギアスケートの羽生結弦(はにゅう ゆづる)選手が、日本人で初めて金メダルを手にしたときの話です。羽生選手が演技を終えたあと、ものすごく苦しそうに肩で息をしていた姿を覚えている人はいますか。それは、2歳の頃からぜんそくに悩まされていたからだそうです。急な喘息の発作に襲われるときは、息をするのも苦しく、食事がのどを通らないときもあったそうです。細い体が更に細くなったそうです。ぜんそくの影響で息を大きく吸い込むことができないそうで、4分30秒間のフリーの演技では後半必ず息苦しくなるそうです。練習時間もせいぜい2時間程度しかできません。同じ年代の選手の練習量の3分の2もないそうです。「スタミナ不足」が羽生選手の課題だったそうです。羽生選手はこのほかにも「体が硬い」という弱点がありました。スタミナ不足と体が硬いという弱点を努力によってカバーして金メダルを手に入れました。
皆さんは自分の弱点について考えたことがありますか?学習面や生活面でいろいろ弱点があると思います。弱点のない人はいません。
例えば、人前で喋ることが大変苦手な子。算数の文章問題になると訳がわからなくなり、頭が痛くなる人。マラソンが大嫌いな人。椎茸が苦手で、食べるのにすごい時間のかかる人。 など
どのように弱点をカバーしていくかは、人それぞれのやり方があると思いますが、まずは弱点から逃げないで立ち向かうこと。そして弱点をカバーするための努力を続ける事が大切だと思います。「千里の道も一歩から。」「ローマは一日にしてならず。」「ちりも積もれば山となる。」
さあ、今日からがんばってみましょう。これで校長先生の話を終わります。
*表彰(バドミントン、バレーボール)
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