今日は、3年生の算数の授業の様子をお伝えします。
〝とにかく明るい〇〇〟という芸名の芸人さんがおられますが、
3年生の豊二っ子たちは、〝とにかく明るく元気な3年生〟です。
何をやってもノリがよく、好奇心いっぱいの目を輝かせています。
現在、算数では「大きい数」の単元を学年4分割の少人数授業で行っています。
3クラスの教室と算数教室に分かれ、各担任と少人数担当が指導しています。
昨日は、「10倍や100倍をすると、かけられる数に0や00が付き、位が上がる」
というきまりを見つけました。
今日の学習のめあては「10で割ったときのきまりを考えよう」です。
4人の先生たちは、3年生の意欲的な姿勢を大切に、
いろいろな工夫をしながら授業を進めています。
例えば、「10倍・100倍にできる『打出の小槌』」を登場させたり、
色画用紙で作った10のまとまりを使って実際に10人に分けさせたり、
「みんなは『10で割る時は0を取る』って言うけど、
好きなだけ0を取っていいよね!」と子どもたちを揺さぶってみたりします。
ノリのいい3年生たちは、その工夫や揺さぶりに対して、
「おおっ!」と大喜びしたり、「ちがうー!」と全力で抗議したりしながら、
そして、友達の意見に「そうそう!」と大きくうなずいたりしながら学んでいきます。
単に0を付けたり取ったりするだけでなく、数の仕組みとして位が変化することや、
「10倍」と「10で割る」が真逆の関係になることを学んでいきました。
先生や仲間とのやりとりが大好きな3年生。
その中で、考える力を伸ばし、数学的な概念を養っていってほしいと思います。
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