今週から普段通りの登校時間に戻り、5時間や6時間の授業に戻りました。
とはいえ、学級の全員がそれだけの時間を一緒に過ごすのですから、
感染防止対策には十分気を付けなければなりません。
今週は、『様子を見ながらの試運転期間』と考え、密を少しでも避けるために、
20分休みと昼休みの時間とで、
運動場を使える学年と図書室を使える学年の交代制にしています。
(残念ながら雨天続きで今のところ月曜日しか外に出られていませんが...)
また、掃除時間も一斉に全員が清掃をするのではなく、これも交代制で、
一部の児童は静かに待ち、他の児童が清掃をするという形をとっています。
手洗いや正しいマスク着用、給食の黙食徹底などもさらに気を付けるよう
指導しています。
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今日は4年生の図工の様子をお伝えします。
4年生は分散登校期間から、『スパッタリング』での模様作りを行っています。
細かい目の金網に絵の具をのせ、それをブラシ(歯ブラシ)で擦ることにより、
細かい絵の具の粒を画用紙に散らす技法です。
折り畳み、はさみで切ってできあがった紙片の形で型抜きができるよう、
その上からスパッタリングを行うと、グラデーションの美しい模様が出来上がります。
絵の具に加える水の量や、ブラシの使い方で絵の具ののり方が全く変わってきます。
ブラシを思いっきりゴシゴシ擦ればいいというものではなく、
案外静かに黙々と手を動かしている子の方が、よく絵の具が散っていたりします。
悪戦苦闘しながらも、出来上がった淡く透明感のある模様にどの子も満足げでした。
このような技法を学びながら、絵画の表現の幅を広げていってくれればと思います。
zenjitu
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