2021年2月アーカイブ

3年生 社会科 七輪体験

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現在3年生は、社会科で昔の暮らしを学習しています。

今とは違うどんな道具をどうやって使い、どんな思いを持っていたのかを学ぶためには、

実際に体験してみるに越したことはありません。

今週の2月22日(月)に3年1組が、25日(木)に2組が、

七輪を使って火をおこし、お餅を焼いてみるという体験学習を行いました。

火おこしの達人の村木さん(本校事務)の説明を聞き、お手本を見せてもらったあと、

いよいよ自分たちで炭に着火させていきます。

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初めは紙や割り箸に着火させ、その後、うちわで風を送って炭へ火を移すのですが、

そんな簡単にいくはずがありません。

自分達へ向かって来る煙に大騒ぎ。気付けば火は消えかかっている...。

担任や村木さんだけでなく、教頭先生や支援学級の先生、算数指導の先生も手伝いに入り、

何とかどのチームの炭にも火がおこりました。

金網を敷き、お餅を並べて焼き始めると、子どもたちのソワソワ感が一気に高まります。

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しかし、ここでもオーブンやレンジのようにはすぐに焼き上がりません。

「まだかな?まだかな?」

何度も裏返し、置き場所を換えて、調節しながら焼いていきます。

時間をかけ、こんがりと炭火で焼いたお餅は見るからにおいしそうです。

焼けたお餅は、チームごとに教室で試食しました。

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子どもたちは、「おいしい!」と、満面の笑みを浮かべながらほおばっていました。

このあとに書いた児童の感想にもありましたが、

ガスコンロやIHでの調理が当たり前の子どもたちにとって、

昔の火の扱いや調理の大変さを知る学習になったとともに、

今の自分たちの暮らしの便利さを知る学びになりました。

今日、2月19日(金)の6時間目に、豊津西中学校から生徒会執行委員の3名が、

本校6年生の各教室に来て、中学校の学校生活について説明をしてくれました。

この説明会は、豊西中ブロックの幼小中連携行事のひとつで、元々は、

中学校の先生の出前授業や、中学校のクラブ見学なども予定されていたのですが、

レッドステージになったことでこれらの取り組みは中止となり、

今回の説明会だけが、各教室での分散型にすることにより、なんとか実施できました。

さすがは中学生で、自分たちが中学校生活を演じている動画やパワーポイントを使って、

とてもわかりやすく説明してくれました

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本校卒業生の執行委員さんもいたので、すでに顔合わせの時点で和やかなムードになり、

執行委員さんのフレンドリーな話し方や自分の経験を交えた説明のおかげで、

聞いている6年生の反応はとても良く、最後の質問タイムも含めて、

終始楽しく温かい雰囲気の説明会でした。

その説明もさることながら、優しい先輩を目の前にしたことで、

6年生の中学校への不安はずいぶん解消したと思います。

豊西中生徒会執行委員の皆さん、ありがとうございました!

5年生体育 ボールゲーム

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例年、この時期の高学年の体育は、

体育館ではバスケットボール、運動場ではサッカー型の球技を行っています。

そのゲームを通して、チームで作戦を練り、全員が活躍する楽しさを学んでいきます。

しかし、今、大阪府はレッドステージですので、

直接接触するプレーが多くなる球技は行えません。

それで5年生は、体育館でバレーボールを、運動場でフラッグフットボールを行っています。

バレーボールは、今までの体育で経験が無い上に、

レシーブやトス、スパイク、サーブなど、練習を重ねないと身に付かない技能が必要な球技です。

そこで、レシーブの代わりにキャッチOK、ワンバウンドしてから打つのもOKなど、

子どもたちと相談しながらルールを変え、技能も少しずつ身に付けていくことで、

ラリーが楽しめるよう練習に励んでいるところです。

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フラッグフットボールは、直接接触をしない、アメリカンフットボール型の球技で、

攻める側は、腰につけたフラッグを相手チームに取られないようにしながら、

タッチダウンを目指します。

こちらは、「ボールを隠す」「おとりを使う」「走り抜ける」「パスを使う」等、

様々な作戦を試すことができます。作戦を立て、チームで練習もします。

作戦通りにタッチダウンが成功すると、子どもたちの歓声が起きます。

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例年とは違う種目ですが、チームメイトとしっかり球技の楽しさを感じてほしいと思います。

ご家庭には、iPadの第1回目の持ち帰りにご協力いただき、ありがとうございます。

Wi-Fiへの接続や、パスワードの変更等、どうだったでしょうか。

お渡しした資料も多く、お手数をおかけしたことと思います。

今週末、もう一度持ち帰っていただくことになりますが、その際もよろしくお願いします。

学校では、そのiPadの使い方のきまりや操作の仕方の指導を終え、

学習での活用を始めたところです。

ミライシードの漢字ドリルに挑戦して、自動採点機能で付いた花丸に大喜びしたり、

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オクリンクで先生から送られてきた問題に答え、送り返されたみんなの答えを見たり、

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カメラ機能を使って、様子や変化を記録し、後でみんなで確かめたり、

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外国語活動のアルファベットの学習をかねて、タイピング練習をしたり、

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調べ学習で、必要を感じたときにさっとインターネットで検索してみたり...。

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まだまだこれからというところですが、

先生も子どもたちも、新しい学習の扉を開いているところです。

5年生 家庭科 ミシン実習

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5年生は今学期、家庭科の裁縫学習でミシンを使い始めています。

1・2学期は手縫いの基本を学びましたが、

3学期はミシンを使い、エプロンを製作します。

ほとんどの児童が初めての使用になりますので、

まずはミシンのイロハをしっかり学びました。

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上糸や下糸の通し方、スピードの調節や返し縫いについてなど、

学ぶべきことはたくさんあります。

正しい糸の通し方ができていなければ、縫えないだけでなく、

ミシン自体の故障にもつながります。

布を送る方向や手の添え方が分かっていないと、危険なことも起こり得ます。

そのような難しいミシンの使い方を5年生の豊二っ子たちは、

互いに教え合いながらマスターしていきました。

今は、その学びを生かしながら、エプロンを製作しているところです。

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これも互いに助け合いながら進めています。

完成したエプロンを実際に身に着ける日が楽しみですね。

3年生は、現在、総合的な学習の「ひかり」の時間に、『福祉』について学んでいます。

今週は、その体験的学習の第一弾として、

「目の不自由な人の立場に立って」というテーマで、目かくしで歩く体験をしました。

まずは、アイマスクやタオルなど目隠しをし、ピロティを10mほど歩いてみます。

多くの児童がおっかなびっくりで歩いたり、手探りで壁伝いに進んだりしました。

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その後、一旦教室に戻って、感想を話し合いました。

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「何も見えないのはすごく不安」「どこに何があるか分からなくて怖かった」

「どこがゴールかが分からなくて心配になった」などの意見が出され、

どんな手助けがほしいかという話し合いでは、

「声でナビをしてほしい」「手をつないでもらう」「杖があれば」「点字ブロック」

などの意見が出されて、実際に手をつないだり、肩に手をかけたりしてもらって、

もう一度目隠し歩きをしました。

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その感想は、「一人の時より安心だった」「手が離れた時、すごく不安になった」などに変わり、

1回目との感じ方の大きな違いに気づくことができました。

このような体験がそのまま、

視覚障害のある方の感覚や心情の理解に結び付くわけではありませんが、

どのような困難を感じられているのかや、

どのような手助けが効果的なのかを考えるための土台となりますし、

町の中にある、視覚障害のある方への「手助け」に意識を向けるきっかけになります。

この後、聴覚障害のある方や、車椅子を使用されている方のことも学ぶ予定ですが、

様々な方々の立場に立ってみることで、

子どもたち自身の世の中を見る目が広がっていってほしいと願っています。

1年生 生活科 昔遊び

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1年生は、生活科の学習で、昔から伝承されてきた遊びを体験しています。

けん玉・お手玉・おはじき・コマ回し・だるま落とし・めんこ・凧あげ...

古くからある遊びですが、「遊び=ゲーム」の現代っ子には、逆に「新しい遊び」です。

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扱い方や遊び方から教えてもらい、実際に手に取ってやってみます。

どれも扱い慣れやコツの習得が必要なものが多く、すぐに上手くできるわけではありません。

特にコマ回しは、ひもを巻く作業が高いハードルになっていて、

回せるまでにはなかなか至りません。

それでも子どもたちにとっては、自分の体の様々な感覚を使って行う楽しさや、

チャレンジしてみる高揚感、上手くいった時に感じる充実感が、とても心地良いようで、

「今日も、昔遊びの続きをしよう。」と先生が呼びかけると、

「やったー!」と大歓声が起きます。

同じ遊びをしている児童同士で、

「この技ができるようになったから見て!」と言って見せ合いっこをしたり、

自分のつかんだコツを付箋に書いて知らせ合ったりと、

児童間のつながりにも好影響があります。

この昔遊びの用具は、感染予防のため、使用後に1年生の先生たちが、

消毒作業を行っています。数が多いため大変な作業ですが、

子どもたちの体験的な学びのために、欠かさずがんばっています。

本日2月2日(火)は、全校を短縮5時間授業とし、

6時間目に4年3組で国語の研究授業を行いました。

校内での国語の研究授業は、12月の5年生の授業以来です。

豊二小は今年度の研究主題を「自ら考え 表現し 伝え合う子どもの育成」としており、

そのサブテーマは、『自分の考えを伝え合う児童の育成を目指した物語文指導』です。

今回は、国語の教科書の物語文『初雪のふる日』(作:安房直子 絵:寺門孝之)を

「役割よみ」によって読み深め、伝え合っていく学習です。

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班のメンバーがそれぞれ、決められた視点からお話を読み、

他の班の同じ視点の児童と意見交流をした後、

その交流した意見を班のメンバーに返します。

この交流や返し合いの中で読みが深まり、伝え合いが行われるという「しかけ」です。

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今回も、教室内の密を防ぐために、

数名の先生以外は多目的室でモニターを見る方法で実施しました。

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4年3組の豊二っ子たちは、自分が交流で得た意見を班の人に返す場面では、

どの子も自分の役割を果たそうと、一生懸命伝えていました。ご苦労様でした!

研究授業の後は、教員間で研究討議を行い、

その後、今回の「役割よみ」をお教えいただいた桃山学院教育大学の今宮先生から、

物語学習の単元の組み方について、様々なご指導をいただきました。

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今回学んだことを、全校でこれからの授業に活かしていけるよう励んでいきます。

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