例年、この時期の高学年の体育は、
体育館ではバスケットボール、運動場ではサッカー型の球技を行っています。
そのゲームを通して、チームで作戦を練り、全員が活躍する楽しさを学んでいきます。
しかし、今、大阪府はレッドステージですので、
直接接触するプレーが多くなる球技は行えません。
それで5年生は、体育館でバレーボールを、運動場でフラッグフットボールを行っています。
バレーボールは、今までの体育で経験が無い上に、
レシーブやトス、スパイク、サーブなど、練習を重ねないと身に付かない技能が必要な球技です。
そこで、レシーブの代わりにキャッチOK、ワンバウンドしてから打つのもOKなど、
子どもたちと相談しながらルールを変え、技能も少しずつ身に付けていくことで、
ラリーが楽しめるよう練習に励んでいるところです。
フラッグフットボールは、直接接触をしない、アメリカンフットボール型の球技で、
攻める側は、腰につけたフラッグを相手チームに取られないようにしながら、
タッチダウンを目指します。
こちらは、「ボールを隠す」「おとりを使う」「走り抜ける」「パスを使う」等、
様々な作戦を試すことができます。作戦を立て、チームで練習もします。
作戦通りにタッチダウンが成功すると、子どもたちの歓声が起きます。
例年とは違う種目ですが、チームメイトとしっかり球技の楽しさを感じてほしいと思います。
コメントする