2024年9月アーカイブ

【トピックス】I am sure that ~

9月30日(月)

週が変わってもまだ、文化総合発表会の余韻が残っています。

今日は中間テストに向けて、今一度、環境整備ということで、3年生が製作物の後片付けをしている姿を

目撃しました。気温もまた下がってきたので、体調気をつけてください。

文化総合発表会については、何回かに分けて、このブログでも紹介していこうと思います。

頑張って佐井寺中の日々を紹介していますので、閲覧数がのびるように口コミしてください。

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さて今日は、2年生 英語の授業を参観しました。2年生もこの時期になると、少し難しい構文を

学習しており、課題は I am sure that などの表現についてでした。

いつも思うのですが、佐井寺中生は、ペアワークの壁が低く、先生の指示が出た瞬間、すぐに

身体を向けて対話をし始めます。少し戸惑っている仲間にもすぐに気づき、声をかけます。

非常に「ほぐれている」空気を感じます。

また、ICT機器も使い慣れており、タイピングや検索も速い人が多いです。

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今日の授業の最後の課題は、日常生活から「ユニバーサルデザイン」を探して、

パワーポイントを使って英語でグループ発表をする、その準備をしましょうというものでした。

ペアワーク同様、グループワークにもすぐに突入し、端末を操作し始めます。非常に軽快です。

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何を発見し、聴く側の興味をひくようなスライドをどうつくるのか、またどう英語で表現するのか

発表の時間が楽しみです。

グループ学習の様子を見ていて思ったのですが、欲をいうならば、今日みなさんが「ユニバーサルデザイン

 日常生活」で検索したような容易に見つかるものや多くの人に知られている例ではなく、

「ああ、こんなところにもUDの工夫がされているんだ」というもの、さらに発展させ「ここがこうなれば

もっといい」「私ならこうする」などの提案性の強い発表にも挑戦してほしいなと感じました。

使う構文は I am sure that です。「きっとこうなるはずだ」「確かに多くの人が利用できる」など、

強い思いで、聴く側がハッと思ってしまうような発表になればさらにいいなと思いました。

I am sure that you can do it. 

(文法まちがってますか?自信がない、心配だ)              校長 大江健規    

【速報】これが佐井寺中の文化総合発表会!

9月27日(金)

熱気あふれる体育館で、令和6年度 文化総合発表会が盛況のうちの終了しました。

先ほど、後片付けが終わったばかりで、写真も資料も整理ができていませんので、

ひとまず【速報】ということで、3年生の「ライオンキング」の様子を一部紹介します。

ご来場のみなさまのあたたかい視線に見守られながら、

無事にすべてのプログラムを行うことができました。ありがとうございました。

先生方も取組や準備、本当にご苦労様でした。

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ご来賓のみなさま、保護者のみなさま、本日はお越しいただきありがとうございました。

お子さまが、おうちに帰られましたら、今日の光景について、よかったこと、うれしかったこと

たくさん伝えてあげてください。そして、「実はこんなことがあったんだ」など、裏話もぜひ

聞いてあげてください。

最後に、佐井寺中生のみなさん、今日は本当によく頑張りました。

思っていたとおり、佐井寺中生には力があります!           校長 大江健規

追伸:文化総合発表会については、今後も学校からのお便りやこのブログでたくさん紹介いたします。

【トピックス】リハーサル

9月26日(木)

いよいよ明日は文化総合発表会当日です。

今日は、各学年、最終リハーサルが行われました。どの学年もピリッとした雰囲気で緊張が

伝わってきます。舞台発表や展示のある各クラブは、最終確認や準備でしょうか。

約1か月にもわたる取組期間、完成度やいかに。明日が楽しみです。

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放課後には、委員会のみなさんが中心となり、先生方と一緒に、会場準備や清掃に取り組んでくれました。

大変な作業ですが、テキパキと協力し、会場が出来上がっていきます。とにかく丁寧で、手際がいいです。

行事があるごとに実感しますが、主体的に貢献しようとする佐井寺中生の姿勢は、本当に素晴らしいです。

体育館前で「何かできることはありませんか?」と声をかけてくる生徒もいました。

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昨日、保護者のみなさまには、文化総合発表会への来場及び観覧に関して、

お願いの文書を通知させていただきました。お子さまのハレの姿、是非、ご観覧いただければと思います。

しかしながら、会場設営の関係上、ご来場いただく方の座席数に限りがあります。

できるだけ多くの方に観覧をしていただくため、学年発表ごとの座席の譲り合いや昼休みの入れ替えなど、

なにとぞ、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。           校長 大江健規      

【トピックス】技能・表現

9月25日(水)

5時間目、文化総合発表会2日前、生徒のみなさんの授業の様子が気になり、校舎内を歩きました。

行事も大切ですが、日常があってこそ、「ハレの日とケの日」の話を思い出して欲しい、と心配をして

いましたが、みなさんしっかり切り替えて課題に取り組んでいて、安心しました。

今日は、偶然にも、美術、書写、家庭科など、実技や実習・製作の授業が目に止まり、参観をしました。

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家庭科はミシンの実習でした。ミシンにはたくさんの部品があり、順を追って糸をかけないと

うまく動きません。「上糸をボビンに巻き取り下糸にして」など、懐かしい作業に取り組んでいました。

確か、下糸をセットするときは向きもあったのではないかなあと思い出すのですが、思い出せません。

生徒のみなさんは、2人1組で確認をしあいながら、セッティングをしていました。裁縫の技能もですが、

機械を使う手順の確認や複数での点検、これも将来の仕事につながるかもしれませんね。

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美術室に入ると、室内がシーンと静まり返っていて、生徒のみんさんが黙々と、立体的な作品の製作に

取り組んでいました。最初、クラス全体が先生から注意を受けたのかと思ってしまったのですが、

先生にお聞きすると「もくもくタイム」であるとのこと。大変失礼をいたしました。(黙々かな??)

生徒のみなさんは、ユニークでカラフルな像に、集中して、しっかり向き合っていました。

指先の感覚でしか分からない、柔らかな曲線や細部へのこだわりは、深い静けさからしか生まれない。

まさに主体的で、深い学びでした。こういう姿勢が、将来、作品や製品開発の仕事に就く人には大切な

姿勢なのかもしれませんね。しかし、いつ参観しても美術室は学習環境が抜群です!素晴らしい!

整った作業場が、作業効率を上げ、事故やケガの防止につながる。これも仕事につながりますね。

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国語科の書写の授業は、習字の練習でした。最近、手洗い場に「黒いペットボトル」の忘れ物があり、

何に使っているのだろうかと不思議に思っていましたが、習字の筆を洗うためのものでした。納得!

NHK大河ドラマを毎週チェックしている私としては、すみの香にさそわれ、いつしか足をふみいれたり。

生徒のみなさんは、お手本を参考に、しっかりと筆に墨をつけ、とめ・はね・はらいに注意しながら、

ゆっくりと力強い文字を書いていました。最近は、シャーペンやボールペンも便利になり、字を書くまでの

手間がほとんどありません。鉛筆を削ったり、硯に墨をすってみたいなこともなくなってしまいました。

書くまでの準備がイマジネーションを刺激したり、心を落ち着かせたりすることもあります。

書き始めてからの、文字の濃淡や太さも同じようには書きあがりません。くせなども個性的で趣きが

あります。お店の看板や雑誌の表紙など、デザインの仕事にもつながる学びですよね。

私は落語鑑賞も趣味なのですが、寄席文字も独特で面白いですよ。

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そして、6時間目は文化総合発表会の取組。各学年、明日が最終リハーサルとなっていますので、

集会をしたり、小グループで動きや声の確認をしたり、全員で輪になりテンションを高めたり、

徐々に緊張も高まってきています。ひとまわり大きな自分を意識して、しっかり背伸びとジャンプを

して欲しい。期待が高まるばかりです。                     校長 大江健規

【トピックス】気温が下がりました。

9月24日(火)

今月2回目の3連休が過ぎてから、気温が急に下がりました。

私は衣替えがまだ間に合っておらず、半袖のままです。みなさんも体調管理をしっかりしてくださいね。

少し高台にあり、隣接して緑あふれる公園がある本校は、窓を開けると気持ちのいい風が通ります。

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週末の文化総合発表会に合わせて、「芸術の秋」らしくなったのではと、勝手な思い込みをしています。

先週末には、図書委員のみなさんが、進行用のめくりをつくっていました。達筆です。

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2年生フロアの廊下には、1学期に実施された合唱コンクールを鑑賞していた1年生からのメッセージが

掲示されていました。2年生の素敵なハーモニーを感じて、文化総合発表会では1年生が合唱に

挑戦します。今週のスケジュールにも「リハーサル」という言葉が入ってきました。あと少しですね!

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さて、先週あたりから、保健体育の授業が、プールから運動場に戻ってきました。

今日は1年生が陸上競技のリレーの練習をしていました。4人ほどのグループに分かれて、短い距離を

走りながら、バトンパスのタイミングを調整していました。

文化総合発表会の次の行事は、体育大会ですね。(中間テストをはさみますが)

今年はクラス対抗になると聞いています。

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ではここで、大喜利的に。 リレーは、『   』をつなぐ競技だ。

生徒のみなさんなら、『 』にどんな言葉を入れますか?       校長 大江健規

【トピックス】文化総合発表会 1週間前!

9月20日(金)

今日で文化総合発表会の1週間前となりました。

各学年は、プレリハーサル的に2時間ずつ体育館が割り当てられ、ここまでの取組を中間チェックしました。

気温が高く、体育館は暑かったのですが、汗をかきながら発表の練習を重ねていました。

発表内容の詳細については、あえて取材をしていませんが、4コマだけ撮影しました。

来週、さらなる仕上げに入っていくことだと思いますが、どんな出来上がりになるのか、楽しみです。

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職員室前廊下のホワイトボードには、文化総合発表会が近づいていること、そしてプール授業も

そろそろまとめの時期がきていることを示す文章が。特に3年生にとっては「中学校生活ラストプール」

暑ささえ和らげば、いよいよ秋です。

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さて、さらに今日は、3年生数学の授業を2時間参観しました。

ともに「2乗に比例する関数」という単元で、グラフを書くことでその特徴を見つけたり、

対応表からxの値とyの値の関連を探したりする内容でした。

生徒端末のフォームズを活用したチェックテスト、ペアワークやグループワーク、ふりかえりシートなど

生徒のみなさんは、様々に取り組んでいましたが、コミュニケーションが穏やかで、ほぐれた雰囲気に

ホッとしました。欲を言うならば、分からないところがある仲間から「教えて」と言われたとき、

答えまで伝えてしまうのではなく、仲間が答えにたどり着くようにガイドしてあげるという気づかいが

あれば、まさに「学び合い」になるのではと感じました。

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2乗に比例する関数の日常における例として、坂道をころがるボールが示されていました。

他に日常生活で「2乗に比例する関数になる、2つのともなって変わる数量」どんな例が

あるでしょうか? 気づいたら、理由も含めて聞かせてほしいです。   校長 大江健規  

【トピックス】地域のお祭り

9月14日(土)

東佐井寺小学校の校庭で、地域のお祭りが開催されました。

たくさんの人が来場されていて、盛り上がっていました。

中学生ショップが出店され、佐井寺中にもスタッフの派遣依頼がきました。

佐井寺中の生徒、私と教頭先生、何人かの先生方も、おそろいのTシャツで

焼きそばの調理と販売を担当し、灼熱の鉄板の前で、踊るように調理しました。

開店と同時に行列のできる人気店となり、2時間も経たないうちに完売となりました。

暑いなかでしたが、ダンス部のみなさんも演技を披露し、祭りを盛り上げてくれました。

ダンス部、いつどこでみても、ファンタスティックです。

お疲れ様でした。

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9月15日(日)は、野球部と男子バスケ部の応援に出かけました。

それぞれの部は新チームになっており、2年生が率いるチームでした。

野球部は大阪府大会への出場をかけた勝負の試合でしたが、第一中学校に2回の延長戦の末、

惜しくも敗退してしまいました。

バスケ部は、佐井寺中会場でホームゲームでした。序盤からテクニカルなシュートがたくさん決まり、

最後まで攻撃の勢いを継続させた佐井寺中バスケ部が勝利しました。

まだ新チームなので勝敗はさておき、競技は違えど、「試合の流れ」をどう読むか、「この一瞬の集中」

にどう向き合うかが大切なんだろうなあと感じました。

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静かに気づかれないように、応援席の端っこで、じゃまにならないように観戦していたのですが、

知らぬ間に声が出ていました。次の部活応援あたりから、もう静かにできないかもです笑

応援Tシャツ買おうかな                         校長 大江健規

【トピックス】力を合わせるとは?

9月13日(金)

今日は、3年生理科の授業を参観しました。内容は「力のつり合いと合成」でした。

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向きの違う2つの力を合わせると、どの向きにどれだけ力が加わるか、また2つの力がつりあっているとは

どういう状態なのかを復習したのちに、では力が3つになったときどうなるのか?という課題でした。

先生からのいくつかの問いを、生徒のみなさんがグループで解決に向けて取り組みます。

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3年生ともなると、定規の使い方も手なれていて、サクサクと作図が進みます。

雰囲気もほぐれていて、グループ内でお互いの作図を確認し合いながら、学習が進みます。

考えたことを発表するときも、大きな定規を使ってホワイトボードに作図し、簡潔に説明していました。

随所に「さすが3年生」という空気を感じました。頼もしい!

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最初は、物理の力学の勉強だなと思っていたのですが、この内容、もしかしたら

どうやったら人間関係やチームワークがうまくいくのかにも使える考え方なのかもと感じました。

例えば、クラス目標を立てるとき、「力を合わせて」というようなフレーズがよく使われます。

今日の授業では、「力には向きがある」ということを学びました。そうすると、

「みんなで力を合わせよう」となっても、それぞれの向き(考え方も含め)が違うと

「力を合わせて」たとしても、思ってもみない方向に動いて行ってしまうということになります。

ですので、正確には「力の向きを合わせよう」としたほうがイメージが鮮明になるなぁと。

人間関係で「対立する」や「人に流される」ということが言われますが、それは力の作図をしたときに

どんな図になるのか?それが3人、4人と増えていって、それぞれの影響力が違うとき、

果たしてどうなるのか?複雑さに混乱して、あらぬ方向に向かってしまうということも考えられます。

ですので、時には人間関係やクラスの状況を「図にしてみる」ことで、もう一人の自分が空の上から

眺めている感覚(俯瞰)を持つことも、やはり大切だなと思いました。(メタ認知)

今日の「力の学習」が、純粋に物理の楽しさにつながって欲しいのと同等に、日常の発想にも活かされれば

いいなと私は思いました。体育大会の綱引きにも使えそうですよ!

では、最後に「明石海峡大橋の橋脚の高さは300mもあるそうです。なぜ、そこまでの高さが

必要なのでしょうか?」 高いところは苦手です・・・              校長 大江健規

9月12日(木)

文化総合発表会への取組の様子を見るために校舎を歩きました。

どの学年も、目標の完成形に向けて、何となくですが「カタチ」が見えてきている気がします。

ここから約2週間で本番です。集中していきましょう。

1年生のフロアには、また新たな掲示物が出現しています。

以前も書いたような気がしますが、「意識すること」「意図すること」が第一歩です。

こうして図にすることで、イメージがしやすくなりますよね。

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【トピックス】佐井寺中ブロック授業研究会

9月11日(水)

今日は午後から佐井寺小学校にて、幼小中連携の一環として、ブロック研修がありました。

4校の先生方が佐井寺小学校に集まり、6学年6学級の公開授業と研究会が実施されました。

公開授業は、どの授業も非常に穏やかで、安定した学びの雰囲気を感じました。

児童のみなさんは、ICT機器の活用やグループ活動にも抵抗なく取り組めており、主体的な学びの

姿がありました。

研究会では、参観した授業に関する研究協議と全体会としてパネルディスカッションが行われました。

研究会を運営されておられた先生のコーディネート力が素晴らしく、温かく、和やかな雰囲気で、

運営され、学びの多い時間となりました。佐井寺小学校のみなさんありがとうございました。

ちなみに、パネルディスカッションでは、本校から2名の先生が登壇しました。

3つのテーマについて議論しましたが、両名とも、熱い先生だ!と再確認しました。

お疲れさまでした。                       

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この記事を書いているのは9月12日なのですが、今日は、廊下で「昨日、きょうだいが頑張っている姿

見たよ」と先生が生徒と話をしている姿もあり、連携ってこういうことも実は大切なんじゃないかな

と感じました。                        校長   大江健規

【トピックス】やりがい

9月9日(月)

やりがいとは、仕事や活動に対する充実感や満足感、達成感を感じることを指します。

「感じること」ですので、数字などによる成果を指すのではなく、そのときの心の状態ですよね。

今日の午後は、文化総合発表会に向けての取組でした。2年生には特別にゲストティーチャーがお越しに

なり、あるパートは2時間しっかり、みっちり特訓をしていました。何の特訓をしていたかは内緒ですが、

取組場所から迫力のある美声が聞こえてきました。ゲストティーチャーからは「今日から本格的に始めたと

は思えない、非常に高いレベルからのスタート、吸収力がすごい」というようなうれしい評価を

いただきました。ゲストティーチャーも、みなさんの取り組む姿に、やりがいを感じられたと思います。

今日は2年生を中心に見学しましたが、活動がバラエティに富んでいて、完成形の想像がつきません!

本番が楽しみです。生徒のみなさんも日々、やりがいを感じて取り組んで欲しいです。

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先週金曜日、先生たちとの自主研修で、これまで私自身が取り組んできたことを伝える機会をつくって

もらいました。「佐井寺中の先生たちは、佐井寺中生にどう成長してほしいのか、どんな力をつけて卒業

してほしいのかを語り合う仲間である」ということを確認し、「こども観察のすすめ」をテーマに話を

しました。

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木曜日の夜、友人とお店で食事をしていると「大江先生ですよね」と声をかけられました。

以前に私が勤めていた学校の卒業生でした。「今、こんなことをしています」と近況を教えてくれ、

最後には名刺を手渡しながら、「急に声をかけて、お邪魔してすいませんでした」と去っていきました。

「成長したなあ、大人になったなあ!」と、とてもうれしい気持ちになりました。

土曜日には、私が初任から3年間担任を受け持った初めての卒業生数人が「校長先生になったので

お祝いをしよう」と食事会を催してくれました。何年前卒業かを言うと「年齢がわかる」と怒られそうなの

で伏せておきます(笑) その卒業生たちどうしも久しぶりに会ったようで、思い出話はもちろんのこと、

家族の話、仕事の話など現在の自分のことを話題にしていました。マナーや気遣いもしっかり身につき、

ユーモアで会話を盛り上げ、しっかり相手の言葉にも耳を傾けている姿に、本当に立派で頼もしく、

そして、柔らかで優しい大人になったんだなあと、私は、しばし無言でその雰囲気に浸ってしまいました。

会計の際、少し多めにお支払いしようとした私は、「そんなたくさんいらん。しまっといて!私たちも

社会人やねんから」と、ピシャっと一本とられてしまいました(苦笑)

私事になってしまってすいませんでした。

最近、ニュースなどで、「先生」という職業について、少し暗めの内容が報じられることが多いです。

実際、大変な現状もありますので、注目していただいてとてもありがたいと私は思っています。

同時に、できれば先生という職業の充実感、満足感、達成感みたいなものも、今以上に注目されれば

いいなと思います。「先生として働いていて良かった」というやりがいをいつ感じるのか、

それはもしかしたら受け持った生徒のみなさんが在学中だけではなく、卒業して何年も経ってから

違う感覚として何度もおとずれるかもしれません。

それが先生という職業の醍醐味なのかもしれないと、しみじみ実感した先週でした。

「教員志望者が減っている」というようなデータもあります。佐井寺中生のみなさんのなかにも、「将来

先生もいいな」と職業の候補とする人が増えて欲しいなと私は思います。

先ほどの卒業生たちから、お祝いにボールペンをいただきました。感謝です。大切に使います。

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【トピックス】ハイブリッドな授業づくり

9月5日(木)

今日は2年生 技術の授業を技術室で参観しました。

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昭和生まれ、平成に教諭として授業をしていた私としては、、、「置いていかないで・・」

と焦りを感じるICTとアナログのハイブリッドな授業展開でした。

まず、衝撃だったのが技術科担当の先生の冒頭のひとこと

「それでは、夏休みの宿題をデータ提出してください」

生徒のみなさんは、端末からアプリケーションを使って先生に宿題を送信します。

先生は、いつだれが、どんな内容をレポートしたのかご自身の端末でリアルタイムに確認できます。

続いて衝撃がさらに私を襲います。「では、みなさん今日の学習プリントをダウンロードしてください」

「えっ!!プリントは配るものでしょ!?」今日まで、授業の中で先生方から聞いたことがない指示

でした。生徒のみなさんは、カラーのプリントデータを端末から確認します。

視覚的にも非常に見やすく、拡大や縮小も自由自在です。書き込みは、データにタイピングで

打ち込めます。修正やフォントの色もこれまた自由自在です。

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先生は、「まだ慣れない人もいるかもしれないので、一応、紙でも配っておくね」

と、丁寧な配慮も心がけておられます。生徒のみなさんは、デジタルとアナログをうまく使い分けながら

学びを進めていきます。

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先生の懐も深く、データや画像、動画などもたくさん準備していて、授業の展開や雰囲気に即して

生徒のみなさんに柔軟に示されていました。データについても一方的な見方だけではなく、多角的な

視点を意識するような情報提供を意識されおり、答えを1つに決めることができない

非常に面白い課題でした。

生徒のみなさんも先生も、ICT機器を見事に道具として活用し、アナログな部分と溶け合わせながら

学びを進めており、 "昭和おじさん" は、おいてけぼりになってしまいました。

私自身、まだまだ勉強することがあると実感しました!生涯学習です!    校長 大江健規

【トピックス】3年生のチャレンジ

9月4日(水)

昨日、3年生はチャレンジテストを受験しました。5教科+アンケート、丸一日テストで、

気持ち的に疲れたのではないかと思います。お疲れさまでした。

チャレンジテストの目的は3つ示されていますが、3年生のみなさんに一番関係するものとしては、

「佐井寺中生のみなさんが自分の学習到達状況を正しく知り、意欲を高め、目標達成を目指す」

ということです。現状を正しく知る、客観的なデータをもとに自己を分析する、少し俯瞰に自分を振り返る

自分がどうやって勉強しているのか、どのくらい理解しているのかを考える力(メタ認知)は、

次にどうすればうまくいくかを考えるときに非常に重要な力です。

しっかりと自分自身の強みと苦手を把握し、効果的な学習方法を見つけ出してください。

もちろん、先生たちが相談に乗ってくれるはずです。

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さて、3年生のテスト受験の様子を見るために、校舎3階を歩いていると、

掲示板に社会科のふりかえりプリントがいくつか紹介されていました。ぜひ、参考にしてみてください。

脳内における「学びの地図」が非常に、丁寧に整理された、洗練されたレポートです。素晴らしい!

日々どんな授業が展開されていて、どんな学びが繰り広げられているのか、胸がおどりました。

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【トピックス】職員室前を癒しの空間に

9月3日(火)

昨日の午後は、学年ごとに文化総合発表会の取組でした。

私は、自分自身へのネタバレも避けるため、深く取材はしていないのですが、

体育館で集会をしたり、廊下で集まったり、段ボールを抱えて教室から教室へ移動していたり

音や歌声が聞こえてきたりと、何かが始まっている雰囲気があります。

ですが、ここは我慢です。発表会当日を楽しみにしています。

また、昨日の放課後には、発表会に向けた会場準備などのため、一斉委員会が行われ、体育館に

張り出し舞台が設置されました!暑い中、ありがとうございます!ほんとうにお疲れ様でした。

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職員室前には、終礼の連絡のための小さなホワイトボードがかかっています。

連絡事項が書いてあるのですが、それだけでなく、メッセージやイラストが書かれていて

温かい気持ちになります。きれいに掃除された水槽には魚が優雅に泳いでいて、夏休みで魚の仲間も増えた

ような気もします。長針が12時を指すと、時計から音楽が流れ、その音色に心が洗われます。

職員室があるフロアには、保健室や相談室もあり、校長室にはお客さまもお見えになります。

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そこで佐井寺中のみなさんに提案です。

時々、職員室前の廊下から、必要以上に大きな声やバタバタと走り抜ける音が聞こえてくることが

あります。明るく、元気なことはもちろん大切ですが、それにもTPOがあります。

上に書いてきた状況を考えると、やはり、職員室前は、適度に静かで穏やかで、

ゆったりとした雰囲気であって欲しいと思います。

私も職員室前が今より温かな空気であるように考えてみますので、みなさんも職員室前が癒しの空間になる

よう心がけてみてください。何かアイデアがあれば、換気のため、校長室のドアが開いているとき

声をかけてくれればうれしいです。          校長 大江健規

9月2日(月)

実力テストも終わり、台風も通り過ぎて行き、短縮授業も終わりました。

いよいよ本格的に2学期です!ここで、始業式は時間が限られていましたので、お話させていただいた

内容を、もう一度、少しだけ追記して書こうと思います。

スライド2.JPG ☜☜☜ 詳細は、「学校だより」をご覧ください。

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1学期、たくさんの授業を参観させていただきましたが、佐井寺中では、授業のなかで、ペアワークや

グループワークを取り入れている先生方が多くいます。実技教科でも班やグループで活動したり作業をする

こともありますよね。また、体育大会や文化総合発表会などの取組では、クラスメイトと相談をしなければ

ならない場面もあるでしょう。そんなとき、「対話」という言葉を意識してください。対話は、友人などと

何気なくする会話とも、もちろん言い争いや口喧嘩とも違います。

ここで、「対話」と「討論」を比較してみました。討論は、自分の正しいと思うことを主張し、時には

相手の考えを打ち負かしてしまうことが目標となってしまうこともありますし、意地でも自分の主張を

押し通すということになることもあります。対立のイメージですね。対話は、まず相手の声に耳を傾ける

ことから始める、難しいことばで「傾聴」というのですが、互いに聴きあうことで、互いに学ぶための

コミュニケーションです。対話をするなかで、時には、自分の考えが変わることもあるかもしれません。

目線が対等というイメージです。対話をする力は、より良いコミュニケーションを実現するための技術

です。ですので、意識して取り組むことで、身につけることができます。

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対話力を身につけるためのコツみたいものについて、キーワードを示しましたので、調べてみてください。

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学校生活の様々な場面、例えば、学習する場面、何かを決定しなければならない場面、疑問に思った場面

などで、対話を意識すると、おそらく次のような発言が増えてきます。

「どうしてそう思うの?」「どうしてそう考えたの?」「なるほどそういうことか」

「そういうことだったのか」「私もそう思っていた」「あれ?ちょっと待てよ」「それもありだなあ」

みなさんが互いに対話を意識し、互いの声を聴き合うことで、深く、穏やかにコミュニケーションを図る

ことができ、次のような良いことがあります。

ものごとに対する理解が深まり、思い込みや行き違い・誤解が減り、寄り添い合って、共に前に進むこと

ができ、時には、いったん歩みを止めて、新しいアイデアや視点を得ることができる。さらなる成長に

つなげることができます。

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みなさんにはこの対話力を身につけることで、「話し合う」という主張し合う関係や「教え合う」という

教える・教えられるという関係を超えて、仲間の声を聴き合い、理解を深め、共に学び合う関係を築いて

ほしい。そして「育ち合う佐井寺中生」へと成長して欲しいと願っています。

さて、2学期は文化総合発表会や体育大会など大きな学校行事もあります。まだまだ暑さは続く予報です

が、対話力により築いた育ち合う関係を土台に、2学期が佐井寺中にとって【世界でいちばん熱い季節】と

なるよう、学校全体で盛り上げていきましょう。                  校長 大江健規

【プレイバック】8月末の佐井寺中

8月27日(火)~30日(金)

台風の接近が気になるところでしたが、実力テストが2日間実施されました。

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28日には、テスト後すぐに文化総合発表会に向けての取組がスタート。

2年生は、取組に入る前に学年集会を開き、年度の後半は自分たちが

佐井寺中の中核となる自覚を持って学校生活を過ごすようにというお話が

ありました。

それぞれの学年で取組が本格化しますが、発表会当日への期待も大きいですので、

ネタバレしないよう、私の取材はほどほどにしておこうと考えています。

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さて、先生たちはというと、佐井寺中生に負けず「自分磨き」に力を注いでいます!

すべての画像がないのが残念ですが、列挙しますと

・佐井寺中学校区幼小中夏季合同研修会 スクールロイヤーのお話と課題別交流

・校内研修会「Q-Uについて」「子どもの心に寄り添う具体的な関わり(オンデマンド)」

・吹田市教育研究大会「子ども主体の教育~はじめに子どもありき~」

・校内自主研修 ICTサポーターによるICT機器等活用について

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子どもたちも先生も地域の方々も、佐井寺中校区全体で「育ち合う」風土をつくりあげていきましょう。

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