9月5日(木)
今日は2年生 技術の授業を技術室で参観しました。
昭和生まれ、平成に教諭として授業をしていた私としては、、、「置いていかないで・・」
と焦りを感じるICTとアナログのハイブリッドな授業展開でした。
まず、衝撃だったのが技術科担当の先生の冒頭のひとこと
「それでは、夏休みの宿題をデータ提出してください」
生徒のみなさんは、端末からアプリケーションを使って先生に宿題を送信します。
先生は、いつだれが、どんな内容をレポートしたのかご自身の端末でリアルタイムに確認できます。
続いて衝撃がさらに私を襲います。「では、みなさん今日の学習プリントをダウンロードしてください」
「えっ!!プリントは配るものでしょ!?」今日まで、授業の中で先生方から聞いたことがない指示
でした。生徒のみなさんは、カラーのプリントデータを端末から確認します。
視覚的にも非常に見やすく、拡大や縮小も自由自在です。書き込みは、データにタイピングで
打ち込めます。修正やフォントの色もこれまた自由自在です。
先生は、「まだ慣れない人もいるかもしれないので、一応、紙でも配っておくね」
と、丁寧な配慮も心がけておられます。生徒のみなさんは、デジタルとアナログをうまく使い分けながら
学びを進めていきます。
先生の懐も深く、データや画像、動画などもたくさん準備していて、授業の展開や雰囲気に即して
生徒のみなさんに柔軟に示されていました。データについても一方的な見方だけではなく、多角的な
視点を意識するような情報提供を意識されおり、答えを1つに決めることができない
非常に面白い課題でした。
生徒のみなさんも先生も、ICT機器を見事に道具として活用し、アナログな部分と溶け合わせながら
学びを進めており、 "昭和おじさん" は、おいてけぼりになってしまいました。
私自身、まだまだ勉強することがあると実感しました!生涯学習です! 校長 大江健規