4年生では、小数の学習の単元において、一部自己調整学習を取り入れて取組んでいます。
今日の授業は単元のまとめの段階でした。
子どもたちは、提示されたミッションの中から自分が取り組みたいものを選び、計画を立て、学び方や今日のゴールも設定してそれぞれが学びを進めていきます。
遊んでいる子などは一人もおらず、自己決定した内容、方法で集中して取り組んでいました。そして、友だちと学んでいる子は自然と教え合いが発生し、
「私は、この小数とこの小数ならこっちの方が大きいと思うねん。なんでかって言ったら・・・・。」
と自分の考えを自分の言葉で表現し、一緒に学んでいる子に説明していきます。
それに対して、
「ああ!そうか、なるほど。」
とか
「え?もう一回言って。」
などのやり取りが交わされ、学びを深めている姿が。
オリジナル問題や小数クイズをCanvaで作成している子の中には、デザインやレイアウトなどにこだわって時間を費やしている人もいたので、先生が途中で止めて全体に対して、何に時間を使うべきかを問いかけたりしていました。
自己調整学習のいいところは、やはり自己決定。子どもが自分で考えて計画し、実行するということ。そうすることによって、振り返りも自分事となります。
実際の振り返りを読むと、
「時間調整を考えないといけないとおもった。」
「やることがいくつかあるのに、一つだけに時間を使いすぎると全部終わらないことがわかった。」
「問題作りは、内容に時間をかけるようにする。」
など、次に生かせる内容をしっかり書いていました。
こういうことは、主体的な学びにおいてとても大切。
大人になって仕事をしていても、限られた時間の中でやり遂げなければならないタスクがあるときに、どのように取り組むのか、時間配分はどうすればいいのか、やり遂げるためにクオリティはどれくらいにするべきか・・・などいろいろ考えますもんね。与えられた課題を先生が時間管理する中で取り組むだけでは絶対に身に付かない力です。
また、自己調整学習では、それぞれが計画を立て、それぞれが学びを進めるので、先生は丁寧に子どもたちの取り組む様子を見取り、必要な子に声をかけたり、質問に応じたりすることが可能になります。
実際、今日の授業でもそんな様子が見られました。
35分ほど観ていましたが、子どもたちがみんな終始集中して取り組んでいたし、生き生き学ぶ姿がたくさん見られたのが印象的でした。
新たな授業の形にチャレンジする先生にもエールを送りたいです。
これからこの自己調整学習をより良いものにしていくためにどんどんチャレンジし、改善を重ねていってほしいと思います。
