2年間、掃除ができていなかったプールがピッカピカになりました。
今年度は、マスクを外して密を避けての水泳学習が難しいと判断をし、2年連続で水泳学習を行うことができませんでした。暑い時期、これはなかなか厳しいことですが、コロナ禍ということで、みんな我慢をしてくれています。
そんな中ですが、6年生が「学校のプールを掃除して、綺麗にしたい!」という申し出があり、清掃をお願いすることにしました。機械のメンテナンス上、汚いままで掃除をしてないのはよくないので、本当に助かりました。
まずは、更衣室にしまってある道具を全部出して、更衣室を綺麗にしてくれました。床や棚もきれいに吹き上げ、ピッカピカに。
マスクはしているものの、プールでの密を避けるため1クラス1時間ずつ分業で行ってくれました。プールサイドを一生懸命こする人。プールの中をたわしやブラシでこする人。「先生!ここに水をかけて!」「ここ見て!すごいとれてる。綺麗になってきた!」と嬉しそうに必死でこすってくれていました。
おかげでこんなにピッカピカのプールになりました。やっぱり入りたいね・・・とかも話をしながら汗だくでの掃除でしたが、一人の男の子が、
「あ~小学校のプールってもうこれで最後なんやな・・・。ありがとうございました。」と言ってプールに向かって一礼してプールを後にした姿を見て、少し切なくなってしまいました。でもこんな気持ちを持てるってとても素敵ですね。南山田の6年生。やっぱり素敵です。