11月11日(水)
4年生の総合で、福祉体験をするために、ゲストティーチャーに来ていただきました。
吹田市社会福祉協議会の方が行っている事業で、
地域の点訳ボランティアである「円(まどか)」の方が3名来てくださいました。
その中で、中心になってお話いただいたのが、視覚障がいのある方でした。
5時間目が始まる前、4年生の代表が、会議室までお迎えにきました。
視覚障がい者を始めてリードして、多目的室まで連れていった子どもは、
すごく緊張していました。
多目的室では、4年生が静かに待っていました。
お話いただいた方から、「私は、まったく見えませんので、
みんながわかったと思った時は、しっかり声に出して言ってくださいね。」
と言われると、元気な声で、ハイ!と答えていました。
そして、普段の生活の様子を話してくれました。
「鬼滅の映画も見に行きますよ。その時は、スマホのアプリで、
副音声をききながら見ることができます。」と子どもたちに興味のありそうな話もしてくれました。
お話の後に質問コーナーでは、時間で収まり切れないほど、手が挙がりました。
「お札は、どうやってわかるんですか?」と聞かれた時は、
想定内の質問だったので、用意してきたとおり、答えることができたのですが、
「お風呂はどうやってはいるんですか?おぼれませんか?」や
「商品に点字がついているってどうしてわかるんですか?」など、
子どもたちの柔軟な発想の質問があったそうで、
「とっさにどうこたえようと思う質問もありました。
でもそれだけ、興味を持って、真剣に考えてくれたんだなあとうれしく思いました。」と
言っていただきました。
「百聞は一見にしかず」ですので、今日の出会いが、子どもたちの学びを何倍にもしていただいたと思います。
来ていただきました社会福祉協議会様、点訳ボランティア「円」の皆様、ありがとうございました。
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