10月1日(月)
かげおくりって遊びを知っていますか。
晴れた日に、まばたきせずにじっと10秒自分の影を見つめます。
そして、そのまま、空に目をやると、空にぼんやり見つめていた影が浮かびあがる・・・そんな遊びです。
3年生は、国語で「ちいちゃんのかげおくり」という物語を勉強しています。
お父さんが出征する前の日、お父さんが教えてくれた「かげおくり」。家族でいっしょにした「かげおくり」はまるで記念写真のようでした。空襲がはげしくなり、逃げる中、独りぼっちになってしまった幼いちいちゃん。おなかをすかせながら「かげおくり」をすると、そこには家族のみんなの姿が・・・。戦争の悲しさを伝えるお話です。
しかし、子どもたちは、実際にかげおくりをして遊んだことがない子がほとんどした。
そこで、今日は、運動場にでて、体験をしました。
まずは、1列に並んで、全員で・・・
あとは、それぞれ友だちと、試していました。
みんな思い思いのポーズで、かげおくりをしていました。
今日は、「見えた!」「こんなポーズにしよう!」と楽しそうでした。
ちいちゃんも家族みんなでしたときは、そんな気持ちだったのでしょうね。
では、独りぼっちになった時は・・・・
子どもたちが、物語を読み進める中で、さらに深く考えてくれることと思います。
コメントする