【トピックス】ボールでつながる ひまわりの輪

10月13日(火)

今日の3時間目、ひまわり学級の自立活動として「ひまわり体育」が行われました。

種目は、バレーボールです。ひまわり体育の魅力は、異なる学年の仲間が集まり、一緒に体を動かしながらコミュニケーションやチームワークを育んでいくことです。                                           

そして、もう一つの特徴があったように思います。                                                           それは、「先生に参加してもらうこと」。今回は校長、教頭をはじめ、何人かの先生方がコートに集まりました。企画書には「先生に声をかけて・・・」と書いてあったような。今回は記念すべき第1回ということもあり、少し遠慮気味だったように思います。「よかったら来てください。」「来てもらえたらうれしいです。」どうしたら相手が来たくなるのか。どんな言葉なら心が動くのか。 ぜひ、ひまわり学級内で対話してみてください。そのあたりも次回は期待しています。 「校長先生、あなたが必要です。」なんて言われたら、行くしかないですね!

IMG_2057.jpg IMG_0309.jpg

体育館には終始、温かな空気が流れていました。ナイスプレーには拍手。失敗しても「ドンマイ!」「もう一本!」。生徒のみなさんと先生たちが同じコートでボールを追いかける姿は、とても微笑ましいものでした。

そういえば、校内の廊下には体育科の学習で作成した「バレーボールのおもしろさ」「バレーボールの魅力」というレポートが掲示されていなかったでしょうか。どれも力作です。

そして私は思いました。試合の前に参加するみんなで、読んでおけばよかった、と。                                                 文化総合発表会では吹奏楽部の指揮に挑戦しましたが、今回はバレーボール。最近の私は、いろいろなことに挑戦する機会に恵まれています。コートに立つ以上は格好いいところも見せたい。そんな思いでプレーしていました。「校長先生、ナイス!」そんな一言がもらえるよう、こっそり特訓し、近々バレー部の練習にも突撃しようかと企んでいます。(じゃましない程度に)

IMG_0296.jpg IMG_0302.jpg

IMG_0313.jpg IMG_0319.jpg

ひまわり体育は、バレーボールを楽しむ時間であると同時に、人と人とをつなぐ時間でもありました。                         そこに、この活動の一番の価値があるように思います。

ひまわり学級のみなさん、参加してくださった先生方、素敵な時間をありがとうございました。                                     次回は、バレーボールの腕前だけでなく、先生を誘う腕前もさらにレベルアップしていることでしょう。                      私にも声がかかるのを楽しみにしています。

IMG_0324.jpg スライド1.JPG

その前に、廊下の「バレーボールの魅力」をしっかり読んでおこうと思います。                                    次こそ、「ナイス!」と言ってもらうために。

                                       校長 大江健規

【トピックス】五月が丘地区市民体育祭

10月11日(日)

雲ひとつない秋晴れの日。五月が丘地区の市民体育祭に参加させていただきました。

会場に着いてまず感じたのは、一体感です。同じ色のTシャツを身にまとい、町会ごとにチームを編成。                        子どもから大人まで、様々な年代の方々が力を合わせて競技に参加されていました。

競技も実に多彩です。玉入れ、水運びレース、大縄跳び。                                            代表選手が登場すると、大きな声援が飛び交います。                                           順位に一喜一憂しながらも、どこか温かい空気に包まれていました。

1000005486.jpg 1000005488.jpg

本校の生徒の姿もありました。地域の一員として競技に参加し、応援し、地域のみなさんと交流する姿はとても頼もしく見えました。学校とはまた違う表情で活躍する生徒たちを見ることができ、うれしく思いました。

ちなみに、私もちゃっかり競技に参加させていただきました。                                          種目はグラウンドゴルフの「ホールインワン競争」と「買い物競争」。                                       結果については、ここでは触れないことにしますが、                                             少なくとも全力で楽しんだことだけは報告しておきます。(景品ありがとうございました!)

1000005487.jpg 1000005489.jpg

地域行事は、世代を超えて同じ時間を共有できることです。子どもたちの元気な声、大人の真剣な表情、                  親子の温かい空気、そして会場を包む笑顔。                                              その一つひとつが地域のつながりを支えているのだと感じました。

爽やかな秋空の下、たくさんの元気をいただいた一日でした。運営に携わってくださった皆様、そして温かく迎えてくださった地域の皆様に感謝申し上げます。

                                      校長 大江健規

【トピックス】みんなの声がある風景

10月9日(金)

本日で中間テストが終了しました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。

明日からは三連休。少し肩の力を抜いて、ほっと一息つける時間にしてほしいと思います。

IMG_2039.jpg IMG_2041.jpg

テスト中の校舎内を歩いていると、生徒のみなさんの作品や学習の成果物、委員会からのお知らせ、先生方からのメッセージなどが数多く掲示されていることに気付きます。2年前に校長として着任した頃と比べると、その数はずいぶん増えたように感じます。

一つ一つの掲示物には、生徒のみなさんの考えや発見、工夫や努力、そして先生方の願いや励ましが詰まっています。見ていると、まるで学びの声が聞こえてくるようです。

そして、佐井寺中生の活躍を見逃さず、その頑張りを価値付けし、みんなが見える形にしている先生方の姿もまた素晴らしいと思います。

IMG_2040.jpg IMG_2044.jpg

IMG_2042.jpg IMG_2043.jpg

IMG_2046.jpg IMG_2049.jpg

さて、校長室前では現在、「Saidera View Award 2026」を開催しています。

長年親しまれてきた校門横の桜の木が、消防署移転に伴う工事によって伐採されました。それを一つの節目として、学校ホームページのトップページ写真をリニューアルしたいと考え、美術部に相談しました。

すると、美術部の皆さんが、それぞれの感性で佐井寺中学校の日常を切り取ってくれました。

見慣れたはずの校舎や風景も、佐井寺中生の視点を通すことで新鮮に見えてきます。その中から24作品を厳選してエントリーしましたが、どの作品も本当に魅力的です。

現在、校長室前のモニターと掲示板で紹介しています。最終的には皆さんの投票によって、ホームページのトップページを飾る写真をいくつか選びたいと考えています。

IMG_2051.jpg IMG_2053.jpg 

投票は丸いシールで行います。一人一票のルールを守りながら、ぜひお気に入りの一枚を選んでください。

今年度、佐井寺中学校では「子どもたちのこうなりたいを起点に」を教職員の共通の合言葉としています。その出発点になっているのが、昨年度末に実施した生徒アンケートです。私は始業式や全校集会でも、そこで寄せられた皆さんの声を何度か紹介してきました。

令和5年に施行されたこども基本法では、子どもが意見を表明する機会を持つことや、その意見が尊重されることが大切な考え方として示されています。こども基本法では、子どもの意見表明の機会の確保と、その意見の尊重が基本理念として位置付けられています。

そういえば、以前このブログでも紹介した、吹田市役所で開催された動物愛護パネル展への3年生英語科の出展も、子どもたちの意見表明の一つだったように思います。3年生のみなさんは、動物たちの命や人との関わりについて考え、それぞれの思いを英語で表現しました。授業で学んだ英語を使って、自分の考えを社会に向けて発信する。そこにもまた、佐井寺中生の「声」がありました。

「自分はどの写真がよいと思うのか」を考え、その思いを一票で表すことも立派な意見表明です。自分の考えを持つこと。相手の考えを知ること。そして、みんなで考え、選び、創っていくこと。「ホームページの写真を選ぼう」という小さなイベントですが、そんな声を重ねる経験が、これからの社会で求められる「民主的で持続可能な社会の創り手」につながっていけばうれしく思います。

廊下に並ぶ作品も、美術部が撮影した写真も、その一つ一つが佐井寺中生の思いや考えの表れです。

校舎を歩きながら感じた、佐井寺中のたくさんの声。

その声を大切にしながら、佐井寺中キャストみんなで、これからも素敵な学校を創っていきたいです。

                                        校長 大江健規

10月6日(火)

先日、校内自主研修を行いました。研修講師を務めてくれたのは、                                             本校6年目の理科の先生です。(以下、先生と書きます)

テーマは「いまこそ授業に本気で熱く」。

IMG_2035.jpg IMG_2036.jpg

先生は、毎年、全国中学校理科教育研究大会に参加しています。全国の先生方の実践に触れ、情報交換を行い、新しい学びを学校へ持ち帰ってくれています。

今回の研修では、研究大会で得た最新の情報をもとに、学習指導要領改訂に向けた議論の動向やとりまとめ、これから求められる授業の在り方について報告してくれました。参加者はそれぞれ自分の担当教科に関わる内容を熱心に確認していました。

研修の中で私の心に残ったのは、先生のこの言葉です。

「授業に関する会話がもっと盛んな学校にしたい。」

授業は教師の専門性のど真ん中です。だからこそ、授業について語り合い、悩みを共有し、よい実践を学び合うことが学校全体の成長につながります。その願いがまっすぐに伝わってきました。

また、先生は日頃から「自己研鑽」を大切にしています。全国へ学びに出かける行動力もそうですが、それ以上に印象的なのは、「子どもをみる」姿勢です。ただ見るのではなく、子どもの様子を診る。さらに、その先まで視る。そんな視点で子どもたちと向き合っています。

IMG_2037.jpg IMG_2038.jpg

自分の学びを自分だけのものにせず、こうして同僚に惜しみなく還元してくれたことに心から感謝しています。そして、忙しい時期にもかかわらず自主的に集まり、熱心に耳を傾けていた参加者のみなさん、お疲れ様でした。学ぶ側からもまた、「よりよい授業を創りたい」という熱意が伝わってきました。

研修は受けて終わりではありません。大切なのは、そこで得た気づきを明日の授業にどう生かすかです。

講師の先生が持ち帰ってくれた全国レベルの学びを、自分自身の実践へ。子どもたちの学びへ。                              そんな連鎖が生まれる学校でありたいと思います。

学び続ける教師の背中こそが、子どもたちへの最高の教材なのかもしれません。

                                       校長 大江健規

【トピックス】雨の中の応援記

10月4日(日)

今日は朝から雨です。雨も蒸発させるような熱い気持ちで、剣道部の応援に行ってきました。

ところが出発早々、会場の体育館を間違えるというハプニング。「南」だと思っていたら「東」でした。                                   雨具を着なおし、あわてて移動。なんとか男女団体戦に間に合いました。

結果は男女とも惜しくも勝利には届きませんでしたが、剣道部は最後まで前向きに戦い抜きました。                     その姿はとても立派でした。

試合後、私の姿を見つけた部員が「勝てなかったです」と悔しそうに話しかけてくれました。その表情から、本気で勝利をめざしていたことが伝わってきて、私はうれしくなりました。悔しいと思えるのは、それだけ真剣に取り組んできた証拠です。

午後からは個人戦が行われるようですが、残念ながら私は帰路につかなければなりません。                         後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。

帰り際、「頑張ります!」としっかりとした声が聞けたので、少しほっとしました。切りかえていこう!

帰路も雨でずぶぬれでしたが、剣道部のみなさんのひたむきな姿に、また気持ちが熱くなり、                          雨具は常に乾いていたとか、いないとか。。。                                                勇姿が心に残る一日となりました。

1000005462.jpg 1000005465.jpg

1000005467.jpg 1000005468.jpg

                                      校長 大江健規

【トピックス】教員向け研修 ~救命救急・AED~

10月2日(金)

本日放課後、体育館において教職員対象の救命救急講習会を実施しました。                                                 講師には昨年度に引き続き、講師として、資格をお持ちの市内小学校勤務の先生をお招きし、                            心肺蘇生法やAEDの使用方法について実践的に学びました。

DSC06817.JPG DSC06829.JPG

研修では、胸骨圧迫やAEDの操作を実際に体験するだけでなく、「体育の授業中に生徒が倒れたら」「昼食の時間に突然アレルギー症状が出たら」など、学校現場で起こりうる場面を想定したケースワークも行いました。

印象的だったのは、命を救うためには一人の力では限界があるということです。救急車の要請、AEDの搬送、胸骨圧迫の継続、周囲の安全確保、必要な対応は数多くあります。                                            そのためには、「誰かお願いします」ではなく、「○○先生、119番通報をお願いします」「○○先生、AEDを持ってきてください」と具体的に声をかけながらチームで動くことが重要であることを改めて学びました。

そして、何より大切なのは、最初の一歩を踏み出す勇気です。実際の緊急場面では、「自分でよいのだろうか」「間違ったらどうしよう」とためらってしまうかもしれません。しかし、その一歩が命を救うことにつながります。

だからこそ、こうした研修は一度学んで終わりではありません。繰り返し訓練し、実際の場面をイメージしながら体で覚えていくことが大切です。今日の研修でも、先生方は真剣な表情で取り組みながら、互いに声をかけ合い、確認し合いながら訓練を重ねていました。

DSC06842.JPG DSC06845.JPG

学校は子どもたちが安心して過ごす場所でなければなりません。その安心は、日々の教育活動だけでなく、万が一への備えによっても支えられています。目の前の命を守るために学び続ける先生方の姿に、改めて心強さを感じた研修となりました。

講師の先生、お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。来年もぜひお願いします。

                                      校長 大江健規

【トピックス】教育実習研究授業~社会~

9月29日(火)

 教育実習も終盤を迎えています。今日は社会科の研究授業。                                            1年生が「便利さ」と「環境への負荷」という、現代社会が抱える課題についてディベートを行いました。

IMG_1996.jpg IMG_1999.jpg

IMG_2014.jpg IMG_2023.jpg

 1年生のみなさんは、資料をもとに分析し、自分の考えを述べるだけでなく、相手の立場に立って論を組み立てます。まさに主体的・対話的な学びです。そして授業の最後には、「勝ち負け」で終わるのではなく、議論を通して多角的・多面的な視点を得た自分自身と向き合い、さらに考えを深めていました。

 きっと今日の学びは、教室だけで完結しません。家に帰ってニュースを見たり、買い物をしたりするときに、「便利さ」と「環境」の問題を思い出すことでしょう。そんなふうに、学校での学びが日常へとつながっていくことこそ、本当の意味での深い学びなのかもしれません。

 実習生にとっても、生徒たちのこの姿は大きな財産になったはずです。授業をつくることの難しさと同時に、子どもたちの成長に立ち会える教職のすばらしさを実感してもらえたならうれしく思います。

 佐井寺中生の学ぶ姿そのものが、教職の魅力を語ってくれているように感じた50分間でした。

                                      校長 大江健規

【トピックス】佐井寺地区市民体育祭

9月27日(日)

週末、佐井寺地区市民体育祭に参加をさせていただきました。

会場には、小さな子どもから人生の大先輩まで、多くの地域の皆様の姿がありました。                                            そして、その中には本校生徒の姿もありました。                                                     うれしかったことは、校区の小学生・中学生が運営のボランティアとして大会を支えてくれていたことです。とてもてきぱき、いろいろなところに気を配りながら取り組んでいました。

学校生活の中では、どうしても「生徒」としての姿を見ることが多いのですが、この日は地域の一員として活躍する姿を見ることができ、うれしく思いました。

競技の結果を競うだけの場ではなく、様々な世代の人が集い、つながりを深める場でもあるなあと、その輪の中に中学生がいることに、大きな意味を感じました。

休日にもかかわらず協力してくれた生徒のみなさん、そして、天候も気になる中、温かい視線で行事を運営されていた地域の皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

地域に支えられ、地域とともに育つ。                                                           そんな佐井寺中生の姿を見ることができた、うれしいひとときでした。

1000005455.jpg 1000005457.jpg

1000005458.jpg 1000005459.jpg

                                      校長 大江健規

【速報】文化総合発表会の幕が下りました

9月25日(金)

取り急ぎ、私の講評で「速報」とさせていただき、【青春ドキュメント記者】の力も借りながら、                      後日、しっかりレポートさせていただきます。

<文化総合発表会 講評>

本日は、文化総合発表会にご来場いただきました保護者の皆様、そして地域・ご来賓の皆様、本当にありがとうございました。

私は今日、一日を通して、この体育館に満ちている「佐井寺中の個性(色)」について、ずっとかみしめていました。「文化」という硬い言葉を辞書で引けば、もっともらしい説明が並んでいます。                                          しかし、今日私が肌で感じたのは、そんな堅苦しい定義ではありません。それは「互いに関わり合いながら、常に新しいものを生み出そうとする姿勢」。                                                        年々、内容や迫力がアップデートされていて、「この先、どこまで進化していくのだろう」という、心地よい圧倒と期待に包まれました。

2学期、私が佐井寺中キャストのみなさんに提案し続けてきたキーワードがあります。「共創」。たった二文字のこの言葉が、今日の体育館のあちらこちらで、鮮やかな形になっているのを目の当たりにしました。

DSC06327.JPG DSC06343.JPG

DSC06389.JPG DSC06478.JPG

ダンス部は、場を引き込む力が圧倒的でした。空気をつくるまであっという間の出来事でした。一人ひとりが主役でありながら、流れるようにつながる全体の輪を支える「たしかな一員」でもありました。個人の卓越した能力だけでなく、互いの息づかいを引き出し合いながら一つの表現へと高めていく。そのチームワークは、まさに「共創」そのものの美しさでした。

書道部のパフォーマンスも見事でした。真っ白なキャンバスに、一筆、また一筆と命が吹き込まれていく。巨大な書が掲げられた瞬間、体育館は、ドラマチックな歴史館に姿を変えました。文字が「季節のうつろい」として胸に飛び込んでくる、伝統と芸術の力を味わいました。

吹奏楽部の演奏、鼓動を揺さぶる圧巻のメドレーでした。耳なじみのある華やかなメロディーの裏側で、一人ひとりが自分の音を響かせながら、同時に周囲の音を深く「聴いている」。自分を主張しつつ仲間を生かす。その絶妙なバランスの妙、背筋がゾクッとなる美しく、迫力のある音楽を、指揮をさせてもらいながら正面から感じました。                                                                                       (個人的には、ディープ・パープルメドレーは、熱かった!かっこよかった!)

そして、美術部の作品展示です。一つひとつの作品の輝きはもちろん、少し絵の具のにおいがする空間そのものが、そこに佇むだけで、美しい別世界へトリップさせてくれる。そこにゲーム要素のユーモアも重なり、何とも粋な空間でした。

出演した各部活の発表は、行事そのもののクオリティーを高めてくれたと感じています。観る者の心を捉えては放さない空気をつくりだしてくれました。

教科の展示も、日々の学びが手に取るように分かるものばかりでした。

DSC06492.JPG DSC06509.JPG

DSC06583.JPG DSC06629.JPG

一年生の合唱からは、「聴き合う力」の尊さを教えられました。合唱とは、自分の声を響かせる活動であると同時に、仲間の声を全身でキャッチする活動でもあります。相手の声の温もりを受け止め、自分の声を優しく重ねていく。                                                              特に、最後の全体合唱は、これまでの「聴く合唱」から「参加する合唱」へ進化していました。全員の個性が一つの巨大な「生きた声」となって体育館を包み込みました。その響きで、胸が熱くなりました。

二年生の「ワクスタ」は、まさに未来を生きる私たちに必要な「学びの冒険」です。企業や社会から本物の課題を受け取り、仲間と「自分たちなりの答え」を探っていく。そこには正解のない問いが広がっています。どの発表からも、社会を、自分のフィルターを通して見つめている熱量が伝わってきました。                     探究に終わりはありません。今日の発表は、「予告編」です。本編が公開される十二月、皆さんのアイデアが形になって、商品や企画になり、誰かの日常をあっと言わせる未来を、今から心底楽しみにしています。

そして、三年生のクラス劇です。優れた劇とは、幕が下りた瞬間に終わるものではありません。むしろ、そこからが本当の始まりです。観客の胸の中で「あれはどういう意味だったんだろう」と問いが湧きあがり、考え続ける時間が生まれる。その余韻こそが、演劇の持つ最大の魔法です。選出された2つの劇には、テーマと共に、その余韻が含まれていたように思います。

昨日鑑賞した全クラスの熱演には、それぞれの「クラスにしか出せない色」が充満していました。勇気ある一歩、スカッと青春活劇、個性の大切さ、緊迫感、愛おしい人間模様、見事な背景美術と抜群の配役。大道具、小道具、衣装の隅々にまで宿った世界観。試行錯誤しながら創り上げてきた「過程」そのものが、光を放っていました。スポットライトを浴びた人だけでなく、裏側で支えたすべてのドラマに、心からの拍手を送ります。

DSC06668.JPG DSC06717.JPG

そして、この行事を支えてくれた文化委員の皆さん。皆さんの綿密な準備と機転の利いた気配りのおかげで、温かい発表会になりました。実に、見事でした。

子どもたちの学びを情熱的に支えてくださった先生方。伴走してきたその姿に、子どもたちを思う素晴らしいサービス精神に、校長として心から敬意を表します。

さて、今日の文化総合発表会を振り返ると、どの発表からも同じメッセージが聞こえてきました。それは、「一緒につくりあげてきた」という、心地よい空気感です。これこそが、佐井寺中学校の強さであり、迫力です。

まもなく文化総合発表会の幕が下ります。「幕が下りる」ということは、次の物語への期待が膨らむ瞬間でもあります。佐井寺中学校の「共創」は、ここで終わりません。

次の舞台は、体育大会です。今日、皆さんの底知れぬポテンシャルを目の当たりにし、きっと私たちの想像の上を行く、驚きと感動の「共創」をまた見せてくれると確信しています。

講評の時間、予定が押しているのに、思いが余って、思わずたくさん話をしてしましました。                        文化委員のみなさんすいません。

とても素敵な文化総合発表会でした。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

                                     校長 大江健規

【青春ドキュメント記者】ワクスタとは・・・

 私たちは今「ワクスタ」という実際の企業から出された課題をチームのみんなで協力して実現するということを行なっています。
 文化総合発表会では1年生と3年生のクラスに行き中間発表をします。そして、アドバイスや改善案をもらうことで12月にある企業へ発表する最終発表へより改善して臨みます。
 私たちは1、3年生にどうしたら伝わりやすくなるのか、どうしたら面白く興味を持ってもらえるような発表はなるかを精一杯考え実現しようとしているので各分野の魅力たっぷりな発表を是非楽しみにしておいてください。

                                   2年執行委員 T記者

 私たち2年生はキャリア体験・ワクワクスタディ略して「ワクスタ」として実際の企業から出された課題に、各グループで取り組んでいます。
 文化総合発表会ではその中間発表を行います。
 美容・旅行・食品・美術・製造それぞれのグループが1・3年生に向けて魅力的に、そしてわかりやすく伝えられるよう試行錯誤しているので、文化総合発表会中間発表ではデザインやプランについてさまざまなアドバイスをもらえると嬉しいです!

                                   2年副会長 T記者

ワクスタ.png

2026年10月

日 月 火 水 木 金 土
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 8.8.6