【トピックス】教育実習研究授業~社会~

9月29日(火)

 教育実習も終盤を迎えています。今日は社会科の研究授業。                                            1年生が「便利さ」と「環境への負荷」という、現代社会が抱える課題についてディベートを行いました。

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 1年生のみなさんは、資料をもとに分析し、自分の考えを述べるだけでなく、相手の立場に立って論を組み立てます。まさに主体的・対話的な学びです。そして授業の最後には、「勝ち負け」で終わるのではなく、議論を通して多角的・多面的な視点を得た自分自身と向き合い、さらに考えを深めていました。

 きっと今日の学びは、教室だけで完結しません。家に帰ってニュースを見たり、買い物をしたりするときに、「便利さ」と「環境」の問題を思い出すことでしょう。そんなふうに、学校での学びが日常へとつながっていくことこそ、本当の意味での深い学びなのかもしれません。

 実習生にとっても、生徒たちのこの姿は大きな財産になったはずです。授業をつくることの難しさと同時に、子どもたちの成長に立ち会える教職のすばらしさを実感してもらえたならうれしく思います。

 佐井寺中生の学ぶ姿そのものが、教職の魅力を語ってくれているように感じた50分間でした。

                                      校長 大江健規

【トピックス】佐井寺地区市民体育祭

9月27日(日)

週末、佐井寺地区市民体育祭に参加をさせていただきました。

会場には、小さな子どもから人生の大先輩まで、多くの地域の皆様の姿がありました。                                            そして、その中には本校生徒の姿もありました。                                                     うれしかったことは、校区の小学生・中学生が運営のボランティアとして大会を支えてくれていたことです。とてもてきぱき、いろいろなところに気を配りながら取り組んでいました。

学校生活の中では、どうしても「生徒」としての姿を見ることが多いのですが、この日は地域の一員として活躍する姿を見ることができ、うれしく思いました。

競技の結果を競うだけの場ではなく、様々な世代の人が集い、つながりを深める場でもあるなあと、その輪の中に中学生がいることに、大きな意味を感じました。

休日にもかかわらず協力してくれた生徒のみなさん、そして、天候も気になる中、温かい視線で行事を運営されていた地域の皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

地域に支えられ、地域とともに育つ。                                                           そんな佐井寺中生の姿を見ることができた、うれしいひとときでした。

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                                      校長 大江健規

【速報】文化総合発表会の幕が下りました

9月25日(金)

取り急ぎ、私の講評で「速報」とさせていただき、【青春ドキュメント記者】の力も借りながら、                      後日、しっかりレポートさせていただきます。

<文化総合発表会 講評>

本日は、文化総合発表会にご来場いただきました保護者の皆様、そして地域・ご来賓の皆様、本当にありがとうございました。

私は今日、一日を通して、この体育館に満ちている「佐井寺中の個性(色)」について、ずっとかみしめていました。「文化」という硬い言葉を辞書で引けば、もっともらしい説明が並んでいます。                                          しかし、今日私が肌で感じたのは、そんな堅苦しい定義ではありません。それは「互いに関わり合いながら、常に新しいものを生み出そうとする姿勢」。                                                        年々、内容や迫力がアップデートされていて、「この先、どこまで進化していくのだろう」という、心地よい圧倒と期待に包まれました。

2学期、私が佐井寺中キャストのみなさんに提案し続けてきたキーワードがあります。「共創」。たった二文字のこの言葉が、今日の体育館のあちらこちらで、鮮やかな形になっているのを目の当たりにしました。

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ダンス部は、場を引き込む力が圧倒的でした。空気をつくるまであっという間の出来事でした。一人ひとりが主役でありながら、流れるようにつながる全体の輪を支える「たしかな一員」でもありました。個人の卓越した能力だけでなく、互いの息づかいを引き出し合いながら一つの表現へと高めていく。そのチームワークは、まさに「共創」そのものの美しさでした。

書道部のパフォーマンスも見事でした。真っ白なキャンバスに、一筆、また一筆と命が吹き込まれていく。巨大な書が掲げられた瞬間、体育館は、ドラマチックな歴史館に姿を変えました。文字が「季節のうつろい」として胸に飛び込んでくる、伝統と芸術の力を味わいました。

吹奏楽部の演奏、鼓動を揺さぶる圧巻のメドレーでした。耳なじみのある華やかなメロディーの裏側で、一人ひとりが自分の音を響かせながら、同時に周囲の音を深く「聴いている」。自分を主張しつつ仲間を生かす。その絶妙なバランスの妙、背筋がゾクッとなる美しく、迫力のある音楽を、指揮をさせてもらいながら正面から感じました。                                                                                       (個人的には、ディープ・パープルメドレーは、熱かった!かっこよかった!)

そして、美術部の作品展示です。一つひとつの作品の輝きはもちろん、少し絵の具のにおいがする空間そのものが、そこに佇むだけで、美しい別世界へトリップさせてくれる。そこにゲーム要素のユーモアも重なり、何とも粋な空間でした。

出演した各部活の発表は、行事そのもののクオリティーを高めてくれたと感じています。観る者の心を捉えては放さない空気をつくりだしてくれました。

教科の展示も、日々の学びが手に取るように分かるものばかりでした。

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一年生の合唱からは、「聴き合う力」の尊さを教えられました。合唱とは、自分の声を響かせる活動であると同時に、仲間の声を全身でキャッチする活動でもあります。相手の声の温もりを受け止め、自分の声を優しく重ねていく。                                                              特に、最後の全体合唱は、これまでの「聴く合唱」から「参加する合唱」へ進化していました。全員の個性が一つの巨大な「生きた声」となって体育館を包み込みました。その響きで、胸が熱くなりました。

二年生の「ワクスタ」は、まさに未来を生きる私たちに必要な「学びの冒険」です。企業や社会から本物の課題を受け取り、仲間と「自分たちなりの答え」を探っていく。そこには正解のない問いが広がっています。どの発表からも、社会を、自分のフィルターを通して見つめている熱量が伝わってきました。                     探究に終わりはありません。今日の発表は、「予告編」です。本編が公開される十二月、皆さんのアイデアが形になって、商品や企画になり、誰かの日常をあっと言わせる未来を、今から心底楽しみにしています。

そして、三年生のクラス劇です。優れた劇とは、幕が下りた瞬間に終わるものではありません。むしろ、そこからが本当の始まりです。観客の胸の中で「あれはどういう意味だったんだろう」と問いが湧きあがり、考え続ける時間が生まれる。その余韻こそが、演劇の持つ最大の魔法です。選出された2つの劇には、テーマと共に、その余韻が含まれていたように思います。

昨日鑑賞した全クラスの熱演には、それぞれの「クラスにしか出せない色」が充満していました。勇気ある一歩、スカッと青春活劇、個性の大切さ、緊迫感、愛おしい人間模様、見事な背景美術と抜群の配役。大道具、小道具、衣装の隅々にまで宿った世界観。試行錯誤しながら創り上げてきた「過程」そのものが、光を放っていました。スポットライトを浴びた人だけでなく、裏側で支えたすべてのドラマに、心からの拍手を送ります。

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そして、この行事を支えてくれた文化委員の皆さん。皆さんの綿密な準備と機転の利いた気配りのおかげで、温かい発表会になりました。実に、見事でした。

子どもたちの学びを情熱的に支えてくださった先生方。伴走してきたその姿に、子どもたちを思う素晴らしいサービス精神に、校長として心から敬意を表します。

さて、今日の文化総合発表会を振り返ると、どの発表からも同じメッセージが聞こえてきました。それは、「一緒につくりあげてきた」という、心地よい空気感です。これこそが、佐井寺中学校の強さであり、迫力です。

まもなく文化総合発表会の幕が下ります。「幕が下りる」ということは、次の物語への期待が膨らむ瞬間でもあります。佐井寺中学校の「共創」は、ここで終わりません。

次の舞台は、体育大会です。今日、皆さんの底知れぬポテンシャルを目の当たりにし、きっと私たちの想像の上を行く、驚きと感動の「共創」をまた見せてくれると確信しています。

講評の時間、予定が押しているのに、思いが余って、思わずたくさん話をしてしましました。                        文化委員のみなさんすいません。

とても素敵な文化総合発表会でした。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

                                     校長 大江健規

【青春ドキュメント記者】ワクスタとは・・・

 私たちは今「ワクスタ」という実際の企業から出された課題をチームのみんなで協力して実現するということを行なっています。
 文化総合発表会では1年生と3年生のクラスに行き中間発表をします。そして、アドバイスや改善案をもらうことで12月にある企業へ発表する最終発表へより改善して臨みます。
 私たちは1、3年生にどうしたら伝わりやすくなるのか、どうしたら面白く興味を持ってもらえるような発表はなるかを精一杯考え実現しようとしているので各分野の魅力たっぷりな発表を是非楽しみにしておいてください。

                                   2年執行委員 T記者

 私たち2年生はキャリア体験・ワクワクスタディ略して「ワクスタ」として実際の企業から出された課題に、各グループで取り組んでいます。
 文化総合発表会ではその中間発表を行います。
 美容・旅行・食品・美術・製造それぞれのグループが1・3年生に向けて魅力的に、そしてわかりやすく伝えられるよう試行錯誤しているので、文化総合発表会中間発表ではデザインやプランについてさまざまなアドバイスをもらえると嬉しいです!

                                   2年副会長 T記者

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先日、本校3年生の代表生徒による英語スピーチ動画が、吹田市役所で開催される動物愛護週間の展示で上映されることをお伝えしました。「どんな感じで展示されているのだろう?」気になった私は、市役所へ偵察に行ってまいりました。

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市役所正面玄関を入ってすぐ。まさに一等地です。「ここに出店したら家賃高そうやな・・・」と思ってしまうほどの好立地に、動物愛護パネル展が堂々と設置され、そこで本校3年生の英語スピーチ動画が流れていました。

市役所で勤務している知り合いから、「佐井寺中、スピーチすごいね。」「足を止めて見ている人がたくさんいるよ。」と声をかけていただきました。私は思わず「でしょう?」と言いそうになりましたが、そこは校長らしく「ありがとうございます」と返事をしておきました。もちろん、心の中ではかなり胸を張っていました。

さらに驚いたことがあります。市役所内のホールでは、大きな白い壁面に様々なPR動画が上映されていました。「吹ちゅーぶをPRする市長」「市内小学校のくわい栽培」、そして「ホワイトタイガーに果敢に挑む、すいたん!」。まるで映画の予告編のような映像が次々に流れ、思わず見入ってしまいます。

なんと、その中の一本として、本校生徒の取り組んだ動物愛護に関する英語スピーチも紹介されていたのです。市役所を訪れた人なら、きっと目にする場所です。これはうれしい。校長としてはこちらもまた、うれしいサプライズでした。佐井寺中生の活躍を、たくさんの人に知ってもらいたい。

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改めて、生徒のみなさんの学びを讃えたいと思います。もちろん代表生徒のみなさんは見事でした。しかし、選ばれなかった作品にも拍手を送りたいと思います。どの動画にも工夫や思いが詰まっていました。                       そして何より、自分の作品だけでなく仲間のよさを認め、その価値を正当に評価しようとする姿こそ素晴らしかったと思います。

また、この学習を構想し、生徒たちの力を引き出した英語科の先生方も素晴らしい。英語と社会課題を結び付け、自分の考えを発信する学びへと高めてくださいました。生徒の力を信じているからこその課題設定だったと思います。

最後になりますが、このような素晴らしい機会を提供してくださった吹田市役所衛生管理課の皆様に心より感謝申し上げます。教室での学びが地域へ広がる。地域が子どもたちの学びを支える。私が2学期の始業式で語った「共創」。その言葉の意味を、3年生のみなさんが実際の姿で教えてくれたような気がします。

今回の取組に関わってくださった皆様への感謝と3年生のみなさんの成長への驚き。                                                 市役所から佐井寺中までの道のり、登り坂のはずなのですが、自転車を漕ぐ私の足取りが、とても軽かったことは言うまでもありません。

展示は、9/18(土)9:00~12:00  24日・25日は9:00~17:30  26日(土)9:00~17:00予定です。

                                      校長 大江健規

【トピックス】教育実習研究授業~保健体育~

9月17日(木)

今日は教育実習生の研究授業が実施されました。

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大学から実習担当の先生をお迎えし、多くの先生方が見守る中、保健体育の授業が行われました。

リレーのバトンパスとダンス。1時間の中で二つの種目に取り組む意欲的な授業です。                          3年生のみなさんは、指示を待つのではなく、自ら動き、仲間と関わりながら能動的に活動していました。                                  

授業づくりの楽しさと難しさ、その両方を実感できるのが教育実習の醍醐味です。緊張しながらも、子どもたちの姿をしっかりと観察し、元気に、はつらつと授業を進める姿がとても印象的でした。

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教員採用選考の受験者が減少していることが課題となる今だからこそ、子どもたちと向き合い、ともに成長できる教職の魅力を感じてもらいたいと思います。

ぜひ、未来の教師として、この世界に仲間入りしてくれることを期待しています。応援しています!

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【速報】動物愛護週間パネル展

9月1日(火)に【トピックス】夏休みの宿題 ~自分磨きの成果~ で記事にした

3年生のプレゼン動画の取組が、吹田市役所で開催されている「動物愛護週間パネル展」で

紹介されることになりました。

令和8年9月14日(月)~26日(土)

平日の9時~17時30分  

16日(土)9時~12時 

26日(土)9時~17時

吹田市役所 正門玄関ホール です。

詳しくは、吹田市役所のホームページをご参照ください。

動物愛護週間|吹田市公式ウェブサイト

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9月12日(土)

地域のお祭りに、教頭先生と参加させていただきました。

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この日、「中学生ショップ」は、焼きそばとくじ引きがメニューでした。スタッフとして参加した地域のみなさま、ボランティアで参加した本校生徒や保護者のみなさま、みんなおそろいの黄色いTシャツに身を包み、お店を盛り上げました。

その胸には力強く刻まれた「祭魂」の文字。

まさにその言葉どおり、会場には熱気と活気があふれていました。

私は焼きそばを担当。熱い鉄板と向き合いながら食材の準備や調理に取り組みました。                                           暑さ(熱さ)との勝負でもありましたが、次々とお客様が訪れ、焼きそばは早々に完売。大盛況でした。                  (熱すぎて、鉄板係は、ほとんど教頭先生に任せました・・・) 

IMG_1784.jpg IMG_1792.jpg                                                     

会場では、佐井寺中生が声をかけてくれました。「校長先生!」「焼きそば買ってくれたか?」

学校を離れた場所で出会う生徒たちの笑顔は格別です。地域の中で生き生きと過ごす姿を見て、私もたくさんの元気をもらいました。

本校からボランティアとして参加している生徒のみなさんは、お祭りを楽しむだけでなく、地域活性化のために汗を流し、来場者に楽しんでもらおうと、活躍していました。大きな声でお客さんを呼び込んでいる姿は、とても素敵でしたよ。この経験は、地域社会の一員として成長する大切な学びです。

さらに、本校ダンス部もゲスト出演。大会で披露した演技を地域のみなさまの前で披露し、会場を大いに沸かせてくれました。

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暑い中、中学生ショップを支えてくれたスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。                           そして、お店にお越しいただいた地域のみなさま、ありがとうございました。

さて、今日のタイトルの種明かしです。

「焼きそばとかけて、地域のつながりと解く。」

その心は、「混ざり合うほど、いい味が出ます。」

様々な年齢の人たちが混ざり合い、力を合わせることで、地域はもっと温かく、もっと魅力的になると思います。そんな「いい味」をたっぷり感じた一日でした。なぞかけは、70点......くらいっすか(苦笑)

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【トピックス】校内に現れた謎の兆候

9月11日(金)

最近、校内を歩いていると妙な気配を感じます。

何かが始まっている。確かに始まっている。しかし、その正体が見えません。廊下の向こうで立ち止まって相談する佐井寺中生たち。教室の中で何やら真剣な表情を浮かべる集団。普段とは少し違う空気が流れ始めます。

私は校長として、校内を巡回していますが、どうも全容がつかめません。どうやら何かが進行しているようなのです。そこで独自に調査を進めたところ、いくつかの証拠写真を入手しました。

どうでしょう。決定的な証拠にはなりません。しかし、何かが動いていることだけは間違いないようです。いったい誰が、何をしようとしているのか・・・・

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さて、今回の捜査で新たな謎も発見しました。校長室前に突如として現れた謎の作品です。

私が始業式で2学期のキャッチフレーズとして提案した「共創」という言葉。                                      力強く、それでいて温かさも感じる見事な作品です。

ところが、ここで事件が発生しました。この作品を書いてくださった人物が分からないのです。                                                             そこで皆様に推理をお願いしたいと思います。この達筆な「共創」を書いてくださったのはいったい誰なのでしょうか。本校の生徒でしょうか。先生でしょうか。地域の方でしょうか。それとも意外な人物なのでしょうか。                                                                                ノーヒントでいきましょう。さあ、皆さん、名探偵になったつもりで考えてみてください。

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文化総合発表会までには、さまざまな謎が一つずつ明らかになることでしょう。                                             しかし今はまだ、その前夜。校内では見えない歯車が静かに回り続けています。

真相解明まで、あと少し。極秘調査を続けていきます。

                                     校長 大江健規

9月9日(水)

大きい客船は海に浮くのに、小さなビー玉は水に沈む。                                                                              当たり前のようでいて、よく考えると不思議な話です。

今日は3年生理科「水中の物体に働く力」の授業を参観し、その謎に迫りました。

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使うのは粘土。同じ重さの粘土を好きな形に変えて、水に浮くかどうかを確かめていきます。                                                                   実験が始まる前は、「船みたいな形じゃないと無理じゃない?」「まずは、丸(球)でやってみよう」と予想が飛び交います。                                                               

しかし、いざ始めてみると様子がおかしい。「あれ?」「これも浮くぞ」「こっちも浮く」「どんな形でも沈まないじゃないか」「結局、重さでしょ」。ハート型、星型、キューブ型、人型。まるで粘土作品展示会のような状態ですが、3年生の目は作品づくりではなく、その結果に釘付けです。    

さらに面白かったのは、実験結果を前にしたつぶやきです。「これは浮いているのかな」「底についたら沈んでいることになるのかな」「一部が水の中に入っているけど、これってどうなんだろう」。                                     理科室中に問いが転がっています。結果に集中し、頭の位置がどんどん近づきます。                                 どのグループでも自然と役割が生まれます。水を入れる人、粘土を成形する人、観察する人、記録する人。                                    そして何より、一人一人が "考える人" になっていました。

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そんな3年生の学びを支えていたのが担当の先生の声かけです。                                            「どうしてだろうね」「もう少し試してみようか」。先生は結論を教えません。                                    むしろ答えから少し遠ざけます。しかし、そのおかげで子どもたちは自分から歩き始めます。                                       学びを前へ進める魔法のような問いかけが、あちらこちらで生まれていました。                                          教えるのではなく、考えたくさせる。まさに学びへの伴走です。

やがて生徒のみなさんは、形は違っても、水に入れた物体には何か上向きの力が働いているらしいというところまでたどり着きました。今日の授業で見つけた最大の発見です。しかも、その発見は先生が説明したからではありません。自分たちで試し、自分たちで悩み、自分たちでたどり着いた発見ですから価値があります。

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欲を言えば、最初に先生が提示した「大きな船は浮く」、その核心にもう一歩迫りたい気持ちもあります。「小さなビー玉は沈むのに・・・納得できますか?」                                               逆向きの問いでもいいかもしれません。「直方体を水面から1cmだけ出すようにするには?」といった問いまで進めば、謎解きはさらに深くなったかもしれません。                                                      

しかし、それは次への宿題。                                                            すべてを解決する授業ではなく、「続きが気になる授業」、学びの連続ドラマです。                                                                    その証拠に、チャイムが鳴っても学びは終わりませんでした。授業後も残った理科室に残った何人かの生徒がペットボトルを水中に押し込んだときの話をしています。「なぜ上がってくるのか」「その後、横向きに倒れて浮かぶ」「横向きになるときはどんな力が働いているんだろう」と議論を続けています。                                本来なら授業終了です。しかし彼らの頭の中では、まだ授業が続いていました。 問いに夢中になる姿ほど美しいものはありません。先生の仕掛けと、生徒たちの知的好奇心が見事にかみ合ったからこそ生まれた光景です。

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理科室を後にしながら、「浮く力」について学んだ授業だったはずなのに、私の心にはこんなセリフが浮かんできました。

「良い学びとは、チャイムでは沈まない。                                                               浮かび上がった問いは、その後もしばらく、心の中を漂い続ける。」                                                           (決まりました!!ドラマならここで主題歌が流れ始めます。)

余韻を残してくれた、3年生理科の時間でした。

                                       校長 大江健規

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