7月18日(金)
いよいよ1学期が終わります。今日は1時間目に、大掃除をし、しっかり汚れを落として、
気持ちのいい環境で2学期をスタートできるように、入念に取り組みました。
2時間目は、終業式でした。冒頭、教頭先生が「どうしても自分で伝えたい」と熱望された
川柳の解説をしてくれました。さすが国語科! 熱い読みが胸に沁みました。
<教頭先生 評>
「思い出す」 時間軸が過去に設定されているため奥行きが出る。「枯れ木」と「花」そして「そば」と「雲」という距離の対比、2つ詠みこまれており、鑑賞する者の想像をかきたてるところが秀逸。そして、私は枯れ木のそばでたたずんでいる。枯れ木を見ながら、花の雲を思い出している。「花の雲」 雲は届かない思い。人生なのか恋なのか、過去の栄光なのか、それは詠み手に託されている。
私からは、まず、休業日の意味、そして夏季休業中には、自分磨きをしてみませんか、
というお話をしました。自分を磨くとは、資質や能力、技能をさらに高めためたり、
知識を広げたり深めたりする、バージョンアップした自分になるために、「背伸びやジャンプ」を
してみるということです。
生徒指導主事の先生からは、「命、時間、友達を大切に」というお話がありました。
そして、今日は地域の代表の方が本校終業式にお越しになり、佐井寺中のみなさんに
「さつきがおかフェス」「さつきがおか夏まつり」「ふれあいサロン」についての紹介と、
協力者募集のお話がありました。
私の経験では、始業式や終業式に地域の方がお越しになり、生徒のみなさんにお話をしていただいた
のは初めてかもしれません。地域のみなさま、どんどん本校に関わっていただければと思います。
暑い中、わざわざご来校いただき、ありがとうございました。
さらに、生徒会執行部からは、ペットボトルキャップ運動の結果発表、そして部活動の
表彰を行いました。
佐井寺中のキャストのみなさん。1学期、お疲れ様でした。
みなさんが様々な活動に取り組む姿、とても素敵でした。
2学期には大きな行事があります、さらなる活躍を期待しています。
最後に、本校に隣接している元吹田市消防本部中消防庁舎が解体されることにともなって、
毎年、入学式の季節に、本校の正門を彩ってくれていた桜の木が伐採されることになったという
とても寂しい話をしました。春にはあれだけ鮮やかな花を咲かせてくれ、写真撮影にはベストな
風景を作りあげてくれていたのですが、実はかなりの老木で、いつ倒れてもおかしくないという
説明を、消防署や市役所の方から受けました。とても残念ですが、仕方がありません。
せめて、今年度の卒業式、次年度の入学式までは、とお願いはしているところですが、どうなるか
まだ分かりません。伐採される前に、佐井寺中のみなさんや地域のみなさんと、
別れを惜しむような機会があればなと思っています。何かいいアイデアはないですか?
校長 大江健規