昨日、3年生の保護者の方とお話しする機会があり、その中で嬉しいエピソードがあったので、ここで紹介させていただきます。
内容としては、運動会に関することでした。
そのお子さんが1・2年生のころは、運動会でダンスが苦手というか、苦に思っていたようで、なかなか振り付けも覚えられなかったそうです。でも、3年生になった今年度は、子どもたちがそれぞれ動きを考え、アイデアを出し合い、話し合って決めるという、子どもの主体性を尊重したプロセスを大切にしてくれたので、子どもの様子にも変化が生まれ、ありがたかったとのことでした。どのような変化があったかというと、ダンスを嫌がる様子が一切なく、家でも意欲的に練習していたし、本番で踊っている時の目を見ても堂々と自信をもって踊っているのが分かったという変化だったようです。
そして、
「校長先生が子どもの主体性を大切にされているのは今までも学校だより等で感じていましたが、運動会に向けた、このような子どもの主体性を大切にする取組をとおして、わが子の様子を見ていると、その大切さを実感し、本当にありがたいなと思いました。」
と言っていただきました。
自分としては、子どもは有能だから、我々教師がゆるぎない軸を持ったうえで信じて委ねることができれば、絶対に子どもはその可能性を存分に発揮すると信じてやってきましたが、具体的に直接保護者の方からこのようなフィードバックをいただけると、とても嬉しかったですし、自信を持つことができました。
これからも子どもの力を信頼し、教職員一同、力を合わせて進んでいきたいと思います。