7月21日(火)~22日(水)6年生は、京都府京丹後市網野町小浜での臨海学習へ行ってきました。
1学期末の台風11号接近で心配していた天候も、前日には近畿地方で梅雨明けとなり、快晴のもと子どもたちは朝7時30分小運動場に集合。
入所式~2日間お世話になる宿の皆さんに挨拶。「よろしくお願いします」
昼食は、カレーライス。 宿舎長の先生の話をしっかりと聴きます。
昼食後の健康観察を終えたら、水着に着替えて各部屋で静かに過ごします。この部屋ではみんなでトランプをしています。
開校式~ 校長先生の話・諸注意に続いて、N先生が先に海に入り、目印となるヴイとそれまでのだいたいの深さを浜から見て知ります。プールと異なる「大自然」の海に入る前の大切な注意を聴き、油断しない・勝手な行動をしない心がまえをつくります。
そして、海での泳ぎへ。 学校のプールで練習してきた隊列での泳ぎへ。しかしながら、この日のイチバンの目的は、「海に慣れること」。
16時30分、しっかりと一日目の水泳学習が終わりました。
写真は夕食後の後片付けをする食事係ですが、臨海学習の2日間、子どもたちはそれぞれの係の仕事をしっかりと責任をもって務めていました。この臨海学習の目的のひとつでもある「協力し合って規律ある集団宿泊生活をする」に向かって頑張る6年生の姿を強く感じました。
夕べの集い「キャンプファイヤー」~ゲームに歌・フォークダンスと大いに盛り上がりました。
2日目の朝~~~
ご覧のように、あいにくの曇天。昨夜のキャンプファイヤーのときと同様に、パラパラと雨粒が・・・
こちらが今年から新しい宿舎となった「てり吉」さんです。旅館のパンフレットみたいでしょ。ちょっと朝の時間にお邪魔してみました。
2日目の水泳学習が始まります。
しかし、前日の好天とはうって変わり、水温21度、気温25度、風もやや強め、といったコンディション。
子どもたちの気持ちは~「さあ、泳ぐぞ!」とは程遠い感じも・・・
しかし、そこは大丈夫!!早朝子どもたちがまだ眠っていた頃の先生方の試し泳ぎを経た上での、さらに引率教職員及び看護師さんやボランティアさんを含めた全スタッフの綿密な打ち合わせの上での~2日目の水泳学習です。
幸いなことに、雨は落ちてくることもなく(降水確率70%だったのですが)お馴染み「南山田ジャンプ」で、しっかりと心拍数も上げて~いざ!海へ
A班が、水慣れに続いて「まとめの泳ぎ(隊列で泳ぐ)」へ出発!
海の状況や流れを充分に考慮した(1日目とは異なる)コースどりのもと
距離は短いのですが、しっかりと練習してきた隊列を崩すことなく、泳ぎきったA班でした。
続いて、C班~B班~D班が出発!2日目の沖には、機動船も待機。万全の体制で子どもたちの「泳ぎ」を見守ります。B班の「まとめの泳ぎ(隊列で泳ぐ)」では、泳ぎ終わったA班が、立ち上がって応援の声を沖に向かって張り上げます。「エーーンヤ、コーーーラ」~~浜と海と~泳いでいる6年生とその友達を応援する6年生と~学年全体がひとつになる瞬間です。この一体感が、忘れられない思い出の1ページとなって、子どもたちの心に刻まれていきます。
それぞれの水泳班で、子どもたちは「長く泳ぐ力」を身につけました。頑張り抜いた『みな小っ子』の表情は、その達成感・成就感からか晴れ晴れとしていました。
浜での閉校式。校長先生の話は「感謝」と「この臨海学習の成果」でした。この臨海学習を経験した6年生のさらなる成長と最高学年としての活躍を期待しています。
本部の宿「磯の香」では、最後の最後まで浮き輪の片付けなどを手伝う6年生の姿がありました。「エライ!君たちは!」~お風呂が終わった子が交代してくれました。「エライ!君たちも!!」
16時過ぎ、大阪に到着。途中降っていた雨も上がり、2日間の臨海学習は終了しました。
PS.本校臨海学習実施にあたりましては、京丹後市観光協会網野町支部をはじめ、保健所・警察署・病院・網野北小学校等関係諸機関の皆さま方に大変お世話になりました。また、子どもたちにとって思い出深い行事となるよう、ご理解ご協力いただきました保護者の皆さま、ならびに地域の皆さま方に改めまして厚くお礼申し上げます。(学校長)