5月の全校集会をもちました。校長の方から子どもたちに1つの詩を紹介しました。
こだまでしょうか
金子 みすず
「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと 「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと 「もう遊ばない」っていう。
そうして、あとで さみしくなって
「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう
こだまでしょうか。 いいえ、誰でも。
この「金子 みすず」さんの詩をどのように読み取りますか。友だちから「あんた、ばかちゃう!?」って言われたら、「あんたのほうこそ ばかやん!」って言いたくなります。反対に優しく声かけされると、自分も優しい気持ちになります。返すことばも優しくなります。みんな誰でもそうだというのです。相手のことばや態度は、自分の言葉や態度のはね返りだということです。子どもたちに自分の態度を振り返ってみてほしいと紹介しました。
この時期は、クラスに少し慣れてきて、トラブルも起きがちです。ご家庭でも、自分の発する言葉について、一緒に考えてみてくださったら幸いです。よろしくお願いいたします。
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