4年生が1学期から育ててきた吹田くわいを収穫する時期がやって来ました。
例年でしたら、平野農園の平野さんや関西大学の富沢先生に度々本校に来ていただき、
ご指導を仰ぎながら栽培していたので、安心して収穫の時期を迎えていました。
ところが今年度は、コロナ禍の下、4年生の担任と児童だけで育てることになりましたので、
果たしてその出来具合はどうか!?
くわいは泥の中に埋まっているだけに、掘り出してみるまで全く分かりません。
そのくわい掘りを1月13日(水)に、クラスごとに行いました。
心配は無用だったようで、掘ってみると予想以上にごろごろとくわいが出るわ出るわ。
特にバケツで育てたものは、土の深さがあったからか、よくとれました。
吹田くわいは、おせちで食べる一般的なくわいよりも小さい品種ですが、
とれた中には、そのおせちのくわいと変わらないぐらい大きいものもありました。
収穫したくわいは、今日1月20日(水)に、先生たちが素揚げにし、
給食の時間に4年生児童に配られました。
調理前 調理後
ほとんどの児童が吹田くわいを食べるのは初めてで、
くわい自体を食べたことが無い子も多かったようです。
食べてみた感想は、「おいしい」「ポテトみたいな味」という意見が多く、
「栗みたいにホクホクしてる」「芽の部分はサクサクしてる」と言う子もいました。
特有の後味があるので、「少し苦い」と顔をしかめている人もいました。
配った残りのくわい争奪ジャンケンも、各学級で盛り上がっていました。
吹田市の伝統野菜について、自分の体験として味やかおりまで学習することができました。
コメントする