先週の12月10日(木)は、全校を短縮5時間授業とし、
6時間目に5年2組の国語の研究授業を行いました。
1学期は行えていませんでしたので、今年度初の研究授業でした。
豊二小は今年度の研究主題を「自ら考え 表現し 伝え合う子どもの育成」としており、
児童一人ひとりの考えを深める手立てとして、『思考ツール』の活用を研究しています。
今回は、その思考ツールを使い、アンパンマンの作者のやなせたかしさんの伝記から、
やなせさんの人物像にせまる授業です。
具体的には、『ピラミッドチャート』という思考ツールを使い、
ピラミッドの下段から中段、上段へと、自分の考えを組み立てていく活動を行いました。
今回は、教室内が参観の教員で密にならないよう、
数名の先生以外は多目的室でモニターを見る方法で行いました。
ペアでの意見交換やグループ交流の場面では、
担当の中西先生がタブレットパソコンでその様子を「撮影」してモニター画面に送りました。
5年2組の豊二っ子たちは、それぞれ自分の考えを組み立て、しっかり伝え合っていました。
ご苦労様でした!
研究授業の後は、教員間で研究討議を行い、
さらに、講師の桃山学院教育大学教授 今宮信吾先生からご指導をいただきました。
今宮先生からは、思考ツールの活用の仕方だけでなく、
授業のめあてやルーブリック等についてもお教えいただきました。
今回の研究授業や研究協議会で学んだことをこれからの授業に活かしていけるよう励んでいきます。
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