6年 道徳「親を知る」

3月15日(月)

今日は、卒業を前にした6年生3クラスで、道徳の特別授業をしました。

テーマは「親を知る」。子どもを育てる時の親の思いを考える授業です。

まずは、赤ちゃんのイメージを考えました。

赤ちゃんは、かわいい、小さいというプラスなイメージと、泣く、ほっとけないというマイナスなイメージだ出ました。

そして、実際のあかちゃんと同じ身長、体重の赤ちゃん人形を代表の児童にだっこしてもらいました。

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「重い・・・」という感想が多かったですが、中には、「命の重みを感じます。」と大人な発言もありました。

ね。

赤ちゃん人形は首もすわってない新生児と同じに作ってあるので、だっこする児童も緊張してこわごわ・・・・という感じでした。

その赤ちゃんを育てる疑似体験として、「生卵」を一人一つずつ配りました。

一人ずつに手渡していくと、みんな両手でしっかりとだっこすることができました。

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顔を描いて、名前を決めて、どんな子に育ってほしいかを考えてもらいました。

だんだんと愛着がわいてきたようでした。

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ただ、その間もずっと片手で赤ちゃん(たまご)をだっこしたままなので、

すごく作業がたいへんそうでした。

子どもたちは、「子育てって大変だなあ」と感じ始めました。

次に、お互いに卵をあずかってもらう経験をしました。

預けた方は「大丈夫かな?」「ちゃんと面倒みてくれるかな」と不安になり、

預かった方は自分の赤ちゃんと友達の赤ちゃんの二つの卵をだっこし、「大変・・・」と感じたり、「責任持たなきゃ」という気持ちを感じたようでした。

最後に「赤ちゃんを育てる時の親の気持ち」を考えました。

「大変」、「心配」でも「大切にしたい」「元気に育ってほしい」という思いをそれぞれ考えていました。

<今回の授業の感想より>

・親が子供が返るのが遅い時にとても心配する気持ちがわかった。

・今回は卵だったけど、卵の倍大変なことを私の親がしていると感じてすごいなと思った。

・いつも親が言っている言葉に共感ができたかもしれない。

・お父さん、お母さんはどんな気持ちで育てていたのだろう?今日の勉強で親がどんな気持ちなのかが少しわかった。

とたくさんの児童が「親の思い」を考える機会になりました。

授業のあと、赤ちゃん(たまご)を半分ぐらいに児童が家に連れて帰りました。

お家でもどんなことを感じたか話してくれているといいなと思います。