現在、吹田市の小中学校では、デジタルシティズンシップ教育(以下「DC教育」という。)に取り組んでいます。一人一台端末が全小中学校に配備されたことで、ICT機器の良き使い手になるよう子ども達と学習を進めていくことを狙いとしています。
DC教育の大きな柱として、次の3つを設定しています。
1 家庭と学校のデジタル機器活用度の格差を埋め、教育における利便性を実感させる。
2 子ども達が皆平等に学習に取り組める文房具として定着させる。
3 世界とつながれる機器であることを自覚し、情報モラルについて学習しながら活用する。
このことを踏まえ、発達段階に応じて、本校でも各学年で授業を行っております。以下の写真は、6年生で行ったメディアバランスを考えようという授業です。自分たち自身のデジタル機器の使い方を振り返り、どのようなメリットデメリットがあるか議論しながら、自分なりのバランスの取れたデジタル機器を通じて入ってくるメディアとの接触について考える時間となりました。