3月24日（水）修了式を行いました。
思えば長く感じる1年でした。
子どもたちにとって試練の1年でした。
一人ひとりの個性や発達の段階にもよりますが、
小学生くらいの子どもたちは
体を触れ合ったり汗をかいて走り回ったりして遊び
大声を出して笑ったりしながら
（時にはケンカもして）育っていきます。
その多くの部分に制限をされて大変な思いをし、
それでも学校生活のいろんなことに一心に取り組みました。
やはり子どもの声が聞こえて、
子どもが目を輝かせている学校って、素敵です。
そんな、当たり前だと思っていたことを痛感する1年でもありました。
テレビを通して行った修了式では、
お互いの頑張りを讃えて、拍手をしました。
現１年生が育てたチューリップがきれいに咲きました。
4月に新１年生を迎えるまで、そのままで待っていてね。
3月19日（金）気持ちよく晴れた空の下、卒業式を執り行いました。
感染対策のため、ご来賓や在校生の参列もなく、
保護者も各家庭お一人に限らせていただき、
十分な座席間の距離と、換気をした上で、静かに式が始まりました。
ご来賓のご祝辞も、メッセージの読み上げもなく、簡素な式でしたが、
卒業証書を受け取るとき、一人ひとりがしっかりと返事をし、
立派に胸を張って、112名の児童が全員そろって卒業しました。
大声を出さないよう、式中にできなかった「卒業のことば」と歌、
これらを事前に撮影しておき、
式の終了後、卒業生が教室で最後のホームルームをしている間、
体育館で保護者の皆さんに見ていただきました。
卒業式に向けて頑張って取り組んだ様子が
少しでも感じていただけたのなら嬉しいです。
先日、朝の読みつたえでお世話になった方が
卒業前の６年生にこんなに素敵なお花をプレゼントしてくださいました。
テレビをつけても、インターネットのニュースサイトを見ても
なかなか心が浮き立ったり、すっと軽やかになる話題には出会えないこのごろです。
今年は地域の方々にいろいろな学年で教えていただいたり、
楽しませていただいたりする機会がありませんでした。
６年生もお目にかかることができないままに卒業を迎えるところでしたが、
お花で子どもたちに「応援しているよ。大事に思っているよ」と
伝えてくださっているようで、とてもうれしい思いがしました。
今年度は後期から始まった委員会活動。
その一つ栽培委員が育てた花が開きました。
どうやらこれは...クリサンセマム。
平成30年度の卒業生（現在の中学2年生）が卒業前に植樹した桜。
グランドの脇ではうまく育たず、１号棟の北東側に植え替えました。
植え替えて日が浅いにもかかわらず、しっかりとつぼみを付けています。
１号棟と２号棟の間の中庭にはこんな一群が。
風に乗ってどこからか種が運ばれてきたのでしょう。
春です。
３日後は卒業式です。
いつまでも続くように思われた冬も、さようならの時です。
