最近、子どもたちのあいさつの声があまり帰ってこないと
朝の校門に立っているときなどに感じていました。
マスクをしているために、あいさつをしているつもりでも、
こちらまで届いていなかったのかもしれません。
相手に伝わるように、しっかりと顔を見て、笑顔であいさつできることは
基本的な人と人との関係を結ぶスタート地点になります。
子どもにとって(発達段階にもよりますが)自分の認識している人以外は
視野に入っていても、意識の中には入ってきにくいものです。
円滑な対人関係のためだけではなく、
困ったとき、危険な目に合いそうなとき、
SOSを出すことができるか、守ってもらうことができるか
というような、安全にもかかわることにつながります。
子どもたちにあらためてあいさつの重要性を話してほしいと
先日の職員朝礼で伝えました。
翌日からたくさんの子どもたちから元気いっぱいのあいさつをもらいました。
自分でも驚くくらい、うれしい気持ちになりました。
それにしても子どもたちは、担任の言葉をぐんぐん吸収します。
これも対人関係ができているから、ということなのでしょう。