本校は静かな住宅地に囲まれて建っています。
そして敷地はちょっと不思議な形をしています。
わたしの手元に「千一校 百年のあゆみ」という、
本校創立百周年の記念に作成された冊子があります。
今から約50年前(!)に編集されたものです。
日本のたどった歴史とともに記された本校のあゆみは
非常に興味深いもので、最初の記述は明治5年から始まります。
それによりますと、明治6年の創立時、原町1丁目の東原町バス停付近にあった学校が
校名変更とともに様々な変遷を経て、
現在の下校舎に移転してきたのが昭和4年。
現在最も古い歴史を持つ6年生の校舎(通称:木造校舎...実は木造ではありません)は
昭和14年に建てられ、戦後の昭和24年に、現在の第二中学校が岸部に移転した後
その校舎を本校の上校舎としました。
このために本校は上校舎と下校舎の間に公道が走り、
上下2つの敷地を地下道と渡り廊下で結ぶ、非常にユニークな学校となったようです。
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