東っこの皆さん、元気に過ごしていますか。皆さんは夏休みに、近所のお友達と遊んでいるんですか?年上や年下のお友達と遊ぶことはありますか?7月28日(火)のブログで少しだけ書いた"ごまめ"に触れながら、小学1年生の頃の校長先生("M少年"と呼びましょうか)が遊んでいた様子を紹介します。皆さんは大阪弁で"ごまめ"という言葉を知っていますか?お正月料理ではありません。年上の子と遊ぶ時に、ルールを大目に見てもらえる年下の子のことなんです。例えばドッチボールで、年下の子は当たっても外野に出なくてもいい、など、年下の子への優しさルールですね。紹介するM少年の『ごまめ物語』はこんな話です。・・・・1年生のM少年は近所に住む6年生が鬼ごっこをしているところに、仲間に入れてもらおうとやって来ました。M少年が仲間に入ると、鬼の6年生はすぐにM少年にタッチをしました。鬼になったM少年は6年生を追いかけます。しかし追いかけても追いかけても、6年生に追いつけず、ずっと鬼のままでした。そして、ついに「ぼくだけずっと鬼なんて、いやや!」と言って泣き出してしまいました。優しい6年生はM少年に"ごまめ"になるよう言いました。そうすれば鬼にならずに済むからです。鬼ごっこ再開です。時間が経つにつれて、6年生は、タッチしても鬼にならない"ごまめ"を追いかけなくなってきました。初めのうちはM少年も機嫌よく逃げ回っていましたが、やがて自分が鬼から追いかけられていないことに気づくと、「"ごまめ"は面白くない!いやや!」と再び泣き出してしまいました。かわいそうなM少年・・・・でも、わがまま?M少年はどうしたらよかったのでしょうね?・・・・おしまい。
8月4日(火) 東っこの皆さんへ
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