本日地震を想定した避難訓練を行う予定としておりましたが、
大人数で集まることを避け、動画視聴による防災の学習に変更しました。
テレビ等でも多数報道されているとおり、27年前の1月17日は、阪神・淡路大震災が
あった日です。当然、みなさんが生まれる前の出来事ですが、体験した人々にとっては
今でも様々な記憶が蘇ってくることと思います。
まず、教職員作成のスライドで、家で、学校で、地震に遭遇した時どうしたらいいか
再確認を行いました。
その瞬間、どこに身を置いたらいいか、どう行動したらいいか
想定しておくことが大事なんですね。
そのあと、吹田市作成の動画を視聴しました。
市内の状況や、スタジアムの地下が備蓄倉庫となっていることや
日頃の備えについて、具体例を交えて、わかりやすく説明されていました。
阪神・淡路大震災から13年後の2018年。大阪府において震度6弱の
「大阪府北部地震」が発生したことは、みなさんも覚えていることでしょう。
朝8時前という時間帯で、通学の途中や、学校に到着直後等、あちこちに
子供たちがいたことから、状況を集約し、安全を確認するのに時間を要しました。
また、ブロック塀の事故もあり、学校施設の在り方を見直すきっかけともなりました。
こういった大災害を経験しているにもかかわらず、どうしても
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、年月が経つと意識が薄れてきます。
今日を機に、改めて防災・減災について考え、準備をしよう、と再認識しました。
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