昨年度に引き続き、「いじめ予防授業」をはじめています。
今年度先頭をきって実施したのは、3年生。
全3時間ある授業の1時間目です。
ファーストチェンジ「シンキングエラーを正す」
★いじめとは何か、深刻ないじめになるのはどんなときかを知り、
これまでの自分の考えとの違いを振り返ろう。
ストーリー(エピソード)を聴きます。
《 今回のストーリー 》
・Aさんは仲良しのともだちに、いつもちょっかいをかけている。
・Bさんはいつも笑っている。でも本当はいやだと思っている。
BさんはAさんのことを、こわいとも思っている。
・自分がそんなことをされたら、いやだと思ったあなたは、
Aさんに「やめなよ」と言った。
・Aさんは「Bさんは笑っているし、友だちだし、遊んでいる
だけだから、いいじゃん。」と言った。
このストーリーについて、グループで話し合います。↓ 意見交流
交流した意見を全体で共有します。↓
では、AがBにしたことは、いじめ? いじめではない?
全員「いじめ」と考えました。
「いじめ」が深刻化するときのキーワードが2つあります。
アンバランスパワー と シンキングエラー です。
AさんとBさんにアンバランスパワーがあるとしたら、
どんなアンバランスパワー?
Aさんには、シンキングエラーがあるとしたら、
どんなシンキングエラー?
みんな、しっかり考えました。
そして今日の学習をして、
あなたはどのように行動を変えるか!
自分の考えを、ペアの人と伝え合いました。
アンバランスパワー や シンキングエラー の言葉を覚えている人も
いました。
3年生の全員が、真剣に考えている様子がよくわかりました。
どんな「シンキングエラー」を直しますか? の 問いに
「やられたらやりかえす」「やりかえしてもいい」とう
エラーが大変多く、それでも、それはシンキンングエラーだと、
よく気づきました。
今後もセカンドチェンジ、サードチェンジと、続けていきます。
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