2学期が始まりました。
まずは、皆さんが元気に登校してくれたことをとても嬉しく思います。夏休み中は、部活動や家族との時間など、それぞれが充実した日々を過ごしたことと思います。
さて、2学期は1年の中で最も長い学期です。そして、皆さんが楽しみにしている行事もたくさんあります。
まずは、学校全体で力を合わせて取り組む体育大会「すぽふぇす。」。競技に真剣に取り組む姿、仲間を全力で応援する姿、そしてクラスの団結力が試される場でもあります。勝ち負けだけでなく、そこに至るまでの努力や協力が、皆さんを大きく成長させてくれるはずです。
ところで、9月1日は「防災の日」です。皆さんは「はるかのひまわり」の話を知っていますか?
1995年の阪神・淡路大震災で、当時小学6年生だったはるかさんが亡くなりました。彼女の家の跡地に、翌年、一本のひまわりが咲いたのです。そのひまわりは「はるかのひまわり」と呼ばれ、今では全国に種が配られ、命の大切さや希望の象徴として受け継がれています。この話は、私たちに大切なことを教えてくれます。災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ、日頃からの備えと、いざというときに助け合える心が必要です。そして、どんなに辛い出来事があっても、希望の花はきっと咲くということも。
2学期は、行事や学習だけでなく、人としての成長にもつながる大切な時間です。友達や先生、家族との関わりの中で、互いにコミュニケーションを大切にし、思いやりの心を育てていってください。困っている人がいたら声をかける、誰かの頑張りを認める、そんな小さな行動が、学校全体を温かく、居心地の良い場所にしてくれます。
それでは、2学期も元気に、前向きに、充実した毎日を過ごしていきましょう!