人権講演会

本校では毎年、人権講演会を開催し、本校生徒と地域の皆様とともに人権について学ぶ機会としています。今年度は阪神淡路大震災、東北大震災について取材を通して、「生と死から"生きる"を考える」をテーマに、フォトライターの方をお招きし、映像を通じてお話を伺いました。道徳(1年光村図書)の教科書にある『ひまわり』を執筆された方でもあり、事前に各教室で担任より読み聞かせを行い、また、本校教員の阪神淡路大震災についての体験談(動画視聴)を聞いてから会場に臨みました。取材された中での数名の実例をお話しくださいましたが、それぞれにこれまでの生活されてきた背景の中での大惨事により、大きく日常が変わってしまったこと、肉親との不慮のお別れ、その中での日常を取り戻していかざるを得ないこと・・・。言葉の端々にも生徒の心を揺さぶる要素がたくさんありました。お話ののち、生徒の考えを共有する時間となりました。「皆さんにとって、"生きる"とは?」のお題に、3年生徒を中心にマイクがどんどんつながれ、それが2年生に広がり、教員や地域の方にもつながりました。「こんなに意見が次々と出てくる学校ははじめて!」との講師先生のつぶやきもありました。地域の方は10名ほどお見えでしたが、生徒の積極的な発言ぶりに称賛の声をいただきました。講師先生が正門に向かわれるときに、出会った生徒がそれぞれに、「今日はありがとうございました!」と笑みを交わす姿にほっこりとした気持ちになりました。南中生にとって、大きな学びの日となりました。

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この記事について

このページは、ウェブ管理者が2024年12月 6日 09:31に書いた記事です。

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