10/12(土)二中サッカー部は古江台中学校と練習試合をしました。
ヒロキが左足で厳しいコースにシュートを決めたり、フッチーがキーパーを
左にかわして左足で決めたり、ヨシキやカズキやカナタからいい具合のスルーパス
がでるなど、今までになかったプレーが随所に出て、みんなの成長をとても
感じることができました。とにかく今年の部員は「先生、自主練していいですか?」
とよく聞いていきます。そうした気持ちが技術の向上につながっているんでしょう。
こうしたプレーが、寄せの早い相手に対しても落ち着いてできれば本物だと思います。
守備ではまだまだ中盤で簡単に前をむかせたり、我慢すべきところを突っ込んで
交わされたり、ラインアップを含めた細かなポジション修正ができていないため、
これからの課題です。
15:00になると小学生スクールの子どもたちがやってきて、グランドの
はしっこで練習を始めました。私が小学生のところにいき、
「中学生の試合にでてみたい人ぉ?」と聞くと、迷わず優大と幹太が手を
あげたので、スクールの実践練習ということで試合に出してあげました。
優大は普通に通用していたし、幹太も5年生ながら持ち前のガッツで一生懸命
ボールに絡んでいました。試合後、優大は「先生、俺、結構いけた。自信ついたわ。」
といい、幹太は慣れない5号球でヘディングしたせいで「先生、頭が割れそうや~」
「でも、見た?俺のナイスパス!」と言っていました。
上手になる子たちはこうした積極性、飽くなき向上心を持っているんでしょうね。
中学生の試合は16:00頃終了したので、その後は小学生スクールの子たちと
中学生(希望者)で楽しくゲームをしました。みんな楽しそうにゲラゲラ笑いながら
やっていました。ふと気づくと中2も中1もスクール出身の子たちだらけでした。
3年前に手探り状態で1歩を踏み出したこのスクール、当時の佐々木校長先生(岸二)、
桂木校長先生(岸一)、横内校長先生(二中)にご理解をいただきはじまったわけです
が、そのときに初めて集まってくれたメンバーの一人が優仁であり、今、二中のキャプテン
をしています。
このスクールは瀧川コーチの存在なしに語ることはできません。瀧川コーチは、
私の前任校での教え子のお父さん。完全ボランティアで毎週このスクールを支えて
くださっています。今、二中サッカー部の人数が増え、少しだけ(笑)強くなりつつ
あるのも、瀧川コーチの存在なしにはできなかったことです。本当にありがとうございます。
そして、今、二中サッカー部には矢野コーチが毎週末、参加してくださっています。
なんせサッカーが上手なんで一言一言が選手にしみこみます。
保護者の方々にも応援に来ていただくだけでなく、日々のお弁当やお洗濯、部費など
いろんな面で支えていただいています。
今のサッカー部は、ガミガミ怒ってばかりの私と、「日本代表対セルビア」との
強化試合のことを「えっ、ワールドカップですか?」とサッカー部顧問としてはありえない
発言をする柳田先生2人だけでは、とうてい存在しえないものです。
いろいろな方に支えられ、二中サッカー部は「前へ」歩みを進めることができています。
皆様、本当にありがとうございます。
そうはいってもまだまだ道半ば。たとえ子どもたちから嫌われようとビシバシ厳しく
いくつもりです。最後にイチロー選手の名言です。
『少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事。』
『結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。
決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。』
『今自分にできること。頑張ればできそうなこと。そういうことを
積み重ねていかないと、遠くの目標は近づいてこない。』
今後ともご支援よろしくお願いいたします。
続きは<最後の遊びのサッカーの一場面>の写真です。