子ども主体のSSTに取り組み始めました

1学期の取組みを紹介します。

SST(ソーシャルスキルトレーニング)は、円滑な人間関係の形成や社会生活上の適応を目指すために、1960年代から1970年代頃にかけて開発されたトレーニングプログラム。

個別の指導の中で取り組むことが多いSSTですが、ソーシャルスキルは、本来全ての子どもに必要なもの。対人関係の困難さは、その子とその子を取り巻く環境との相互作用の中にあるので、個別の指導だけでなく、まずは全ての子どもを対象に取り組み、お互いに折り合いをつけていけるようにしたいと思っています。

そこで、「子ども主体ではじめよう!学校全体で取り組む多層型SST」(野口晃菜・半田健・新川広樹 編著 中央法規出版)という書籍を参考に、すべての子どもを対象とした取組みを始めました。

1学期から取り組み始めたのは2年生。まずは子どもたちにアンケートを取り、自分たちにはどんな力(スキル)をつける必要があるのかを決めます。そして、そのスキルの具体を学び、実際にそのスキルを使う役割演技をとおして体験的にそのスキルの必要性を学びます。

2学期以降、この取組をほかの学年でも取組み、継続していくことで、みんなが安心、安全に過ごせる学級風土、学年風土、学校風土を築くための一つの手立てとしていきたいと思います。

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このページは、ウェブ管理者が2025年8月 8日 10:14に書いたブログ記事です。

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