2年生の教室を覗きに行くと、どちらのクラスも算数をやっていました。
そして、どちらのクラスも子どもの声をつなぎながら問題解決に向かおうとしていました。
本校の先生たちは、子どもたちの主体性を育むため、その子らしい思考に寄り添いつつ、子ども自身が見方・考え方を働かせて、ねらいとする資質・能力を身付けられるような授業づくりに励んでいます。
答えだけを求めるなら一瞬で終わりますが、生きてたらく「知識、技能」や未知の状況でも対応できる「思考力、判断力、表現力」、学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力、人間性」を育むには、問題を発見し、解決していく学習過程が重要です。
だから、最短距離で答えにたどり着くように教師主導で引っ張るのではなく、子どもたちが主体的に協働しながら試行錯誤して解決にたどり着けるように授業づくりをしています。
子どもたちの様子を見ていると、自分の頭の中にあることをアウトプットするために一生懸命言葉を紡ごうとしている様子が見られます。脳みそフル回転ですね。そういう学びを積み重ねていくことで、自分で考え、判断し、行動する主体性が培われていくのだと思います。